スキンヘッド (Skinhead) とは、頭髪を全て剃り上げたスタイルの日本における呼び名のひとつ。英語圏やヨーロッパでは反社会性を内包する用語としても使われる。
目次
1 スキンヘッドにすることに意味がある例
2 ファッションとしてのスキンヘッド
3 関連項目
4 外部リンク
//
スキンヘッドにすることに意味がある例坊主頭スキンヘッド
俗世からの離脱
仏教の宗派によってはスキンヘッドが一般的なスタイルとされているために、坊主頭(ぼうずあたま)と呼ばれることも多い。仏教では剃髪することで、俗界との縁を断つとの意味合いを持たせている。
刑罰
頭を剃ることは刑罰の一種としても使われており、17世紀のフランスでは売春婦は頭を剃られた上で、追放された。また古代中国ではこの刑罰を?刑(こんけい、?は「髪の友を九に変えたもの」)と呼んだ。現代でも僅かではあるが、懲罰の一種として行われることがあり、自主的に頭を剃ることで反省の意を示す場合がある。ただ、強制的に丸刈りにさせるのは人権問題のこともあってか、この様なことは形骸化されつつある。過去の日本においては、男性受刑者に対して丸刈りが強制されていた時もあり、男性差別の状態に置かれていた。法改正により丸刈りの強制はなくなった。
連帯感・規律
軍隊や警察、学校、体育会系部活動(主に野球部)などの組織において、連帯感を高めたり、規律として構成員に強制する場合がある。軍隊組織、警察組織、野球部、武道(柔道、剣道他)部などにおいて採用される場合はヘルメットなどの装備品を着用する事情から、すなわち衛生上の理由による部分もある。これらの組織においてはしばしば寮において集団生活をし、入浴が自由に行えないなどの生活条件が存在するため、共用の装備品から皮膚病などの病気が蔓延するのを防止する必要があったためである。学校において実施する理由、根拠は不明であり、1980年代には大きな社会問題となった。こうした事情から校則において丸刈りを強制する学校は「ハゲ校則」などと言われ蔑称されることがある。
治療・医療
治療薬塗布や外科手術や頭部に患部を持つ怪我や病気の症状への治療上の必要性から、他の患部同様頭部を剃毛し、それを治療中継続維持する場合も多い。頭部の皮膚炎、汗疹等治療時に治療薬塗布する場合にも実施される場合もある。また、脱毛症の解決法の一つでもある。
反社会・反体制的な姿勢
ファッションとしてはパンクロックの愛好者などに見られる。ネオナチの民族主義、排外主義などの思想を支持し暴力行為を働く若者たちはしばしばスキンヘッド(+野戦服の上着にジーパン姿、靴は軍用半長靴)をしている。このためスキンヘッドはネオナチのシンボルとも見られ、こうした若者集団を「スキンヘッド(skinhead)」(複数形でスキンヘッズ skinheads)と呼ぶ。日本語のスキンヘッドは、「髪のない"頭"」というヘアスタイルを示すが、英語の skinhead は頭自体を示さず、「意図的に髪をゼロにした"人"」と、人物(およびその思想)を示すことになる。
日本語としての「スキンヘッド」に対応する英語は、「シェイブドヘッド( ⇒en:shaved head)」、「シェイブンヘッド(shaven head)」(剃り上げた頭)または「ボールドヘッド(bald head)」(はげ頭)である。シェイブドヘッド・シェイブンヘッドは、髪を剃るという作業を施した頭を指し、少し髪がのびてきてもよい。ボールドヘッドは、基本的に自然と髪が抜けたために髪が無い頭を指すが、完全に抜け切らなくても用いられる。
「スキンヘッド」という言葉には、反社会的思想の表現の意味合いがあるため、反社会性のない、単なるファッションとして髪をゼロにしている場合は、シェイブドヘッド・シェイブンヘッドを用いる。日本人が剃った場合は毛根により剃り跡が青く見えるが、白人や黒人は、肌の色と髪の色が近いことも多く、見た目だけでは剃ったかどうか分かりづらいため、ボールドヘッドの方がより広い意味で用いられている。
なお、日本語の「私はスキンヘッドです」を英語にすると、"I am bald(―headed)."または、"I am a baldhead" になる。"I am a skinhead." と言うと反社会的集団の構成員であると言っているのと同じである。
関連項目ウィキメディア・コモンズには、 ⇒スキンヘッド に関連するカテゴリがあります。
丸刈り
丸刈り校則
剃髪
禿頭
バリカン
外部リンク
⇒丸刈りの歴史
カテゴリ: 髪型 | サブカルチャー
更新日時:2008年11月16日(日)04:24
取得日時:2008/11/18 20:53