ジュークボックス (juke box) とは、自動販売機(自動サービス機)の一種で、内部に多数(数百から2000枚程度)のレコードを内蔵し、硬貨を投入することで任意の音楽を演奏させ楽しむもの。
1889年11月23日、パシフィック・フォノグラム社の総支配人ルイス・グラスが、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコのパレ・ロワイヤル・サルーンにジュークボックスを初めて設置した記録が残っている。
このときの装置は電動のエジソン蓄音機に聴音管を4つつけたもので、それぞれに硬貨投入口があり、独立して動作するようになっていた。 これは現在のジュークボックスとは使用目的が違い、人の声が聞こえるのを驚かせると言う物であったらしい。
1930年代後半から1940年代前半のアメリカで大ヒットし、一年で数十万台も売れた。
日本には、戦後に進駐軍が導入したといわれ、1970年代まで飲食業やホテルなどに設置されて全盛期を迎えたといわれている。しかし、1980年代になるとコンパクトディスクやカラオケの登場で市場が小さくなり、従来型のものは姿を消した。
近年ではiTunes・SonicStage・BeatJam・Windows Media Player・SD-Jukeboxで、パソコンのハードディスクにCD録音やダウンロード購入した曲をストックできるようになっているが、これもジュークボックスと呼ばれることがある(備考:SonicStageの旧バージョンはOpen MG Jukebox、 また松下電器産業製のSDオーディオ音楽管理ソフトもSD-Jukeboxを名乗っている)。 なお、ボウリング場やゲームセンターなどでは、レーザーディスクやDVDを用い、多数の楽曲と映像を内蔵した「レーザージューク」が設置されていることがある。
なお、現在ゲームソフトメーカーやゲームセンター、アミューズメント施設を運営する企業の一部が、創業当初はジュークボックスに何らかの形(輸入・販売など)で携わっていた(出典 - 書籍「それは『ポン』から始まった」)。
セガ(ジュークボックス時代はサービスゲームス)
タイトー(ジュークボックス時代は太東貿易)
アルゼ(ジュークボックス時代はユニバーサル)
コナミ(ジュークボックス時代はエンタプライズ)
関連項目
チェンジャーデッキ
オルゴール - ジュークボックスと同様に使われた事もある
東武1720系電車 - 浅草?東武日光・鬼怒川温泉間の特急列車。列車内のサロン室に設置されていた。
外部リンク
⇒私のお宝ジュークボックス様
⇒レーザージューク(タイトー)※デッドリンク
⇒ジュークボックス?暖かく心に届く音( ⇒Urban Heritage Chronicle記事から)
⇒ジュークエスト
カテゴリ: 音響機器
更新日時:2008年4月7日(月)05:49
取得日時:2008/09/02 00:10