ジャック・ケルアック
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ジャック・ケルアック(1956年)

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ジャック・ケルアック(Jack Kerouac、 1922年3月12日 - 1969年10月21日)はアメリカ小説家詩人で、ビートニク(ビート・ジェネレーション)を代表する作家の一人。『路上』『孤独な旅人』などの著作で知られる。大半は、コロンビア大学を中退して以来のアメリカ放浪と遍歴の生活をそのまま下敷きにしたもの。出生時の名前はJean-Louis Lebris de Kerouac(ジャン=ルイ・ルブリ・ド・ケルアック)。
目次

1 略歴

2 ビートニク

3 著作

4 参考資料

5 関連項目

6 外部リンク

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略歴

1922年、マサチューセッツ州ローウェルの、フランス系カナダ移民の家庭に生まれる。フランス系カナダ人のコミュニティで幼少期を過ごし、小学校に入るまで英語を使うことがなかった。

ローウェル高校に進学後フットボールに熱中する。フットボールの推薦でコロンビア大学に進学するが入学後まもなく行われた試合で負傷しフットボールを諦める。第二次世界大戦中は船員として世界中を航海し、戦後は親友であった作家のウィリアム・バロウズや、ニール・キャサディアレン・ギンズバーグらと共にアメリカ中を放浪してまわった。これらの経験から、彼の著作の大半は誕生したといえる。

代表作『路上』は、ヒッピーなどの間で多くの愛読者と熱狂的な信奉者を生み、一気にアメリカのカウンターカルチャーの代表となった。彼らの間で「ビート族の王」「ヒッピーの父」と呼ばれている。アメリカのロックバンド、ドアーズなどはこの本を読まなかったら誕生してなかっただろう、とも言われている。ただ、ケルアック自身はビート・ジェネレーションの代表者として常に攻撃も受けており、「私はビートの王者だが、ビートニクではない」とも語っていたという。

この思いがけない成功により皮肉にも彼の生き方は大きく乱れ、アルコール依存症などから徐々に健康を害していった。『路上』以降も著作は多く出されたが、その多くは50年代に書かれていたものだったという。やがてビートニクの友人たちとの親交も途絶え孤独な日々を暮らしたケルアックは1969年にフロリダ州セントピーターズバーグにおいて47歳で亡くなり、ギンズバークら生前の友人に見送られて故郷ローウェルの墓地に埋葬された。

ちなみに『路上』においては頻繁に車を運転するシーンが出てくるものの、ケルアック自身は1956年まで車の運転方法を学んだことがなく、また生涯運転免許を取得することはなかったという。


ビートニク

『裸のランチ』のバロウズ、『吠える』のギンスバーグ、ゲーリー・スナイダーなどとの交友関係は有名で、これらのタイトルはケルアック自身によって付けられたという。彼らは自分たちを「ビート・ジェネレーション」(この呼称はケルアックが始めて使ったとされる)と呼び、その作品や言動はヒッピー文化の思想的基盤となった。ただ、彼自身はカトリック教徒であった母の影響から政治に関しては保守的だったといわれ、ベトナム戦争にも賛成の立場だった。

1999年公開の記録映画『ビートニク』では、彼らの若き日の姿を見ることができる。


著作

『街と都会』 The Town and the City (1950年)

『コディの幻想』 Visions of Cody (1951年)

『サックス博士』 Doctor Sax  (1952年)

『マギー・キャシディ』 Maggie Cassidy (1953年)

『地下街の人々』 The Subterraneans (1953年)

『メキシコシティ・ブルース』 Mexico City Blues (1955年)

『トリステッサ』 Tristessa (1955年)

『ジェラードの幻想』 Visions of Gerard (1956年)

『荒涼天使たち』 Desolation Angels (1956年)

路上』 On the Road (1957年)

『ダルマ行者』 The Dharma Bums  (1957年)

孤独な旅人』 The lonesome Traveller (1960年)

『ランボー』 Rimbaud (1960年)

『夢の本』 Book of Dreams (1960年)

『ビッグ・サー』 Big Sur (1961年)

『ピック』 Pic (1961年)

『パリでの悟り』 Satori in Paris (1965年)

『デュルーズの虚栄』 Vanity of Duluoz (1968年)


参考資料

(著)スティーブ・ターナー (訳)室矢憲治 『ジャック・ケルアック放浪天使の歌』


関連項目

ビート・ジェネレーション


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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