ジェームズ7世および2世
スコットランド王、イングランド王およびアイルランド王
ジェームズ1世
子
ヘンリー
エリザベス
チャールズ1世
ロバート
チャールズ1世
子
チャールズ2世
メアリ
ジェームズ2世
ヘンリー
ヘンリエッタ
チャールズ2世
ジェームズ2世
子
メアリ2世
アン
ジェームズ老僭王
孫
チャールズ若僭王
ヘンリー
メアリ2世
ウィリアム3世
アン
子
ウィリアム
ジェームズ7世およびジェームズ2世(James VII of Scotland and James II of England、1633年10月14日 - 1701年9月16日、在位:1685年2月6日 - 1688年)は、イングランド・スコットランド・アイルランドの王。スコットランド王としてはジェームズ7世、イングランド王・アイルランド王としてはジェームズ2世。3ヶ国にとってジェームズは、歴史上最後のカトリック信仰を有する国王となった。ジェームズの宗教政策や政治のやりかたはイングランド支配層の支持を失い、名誉革命によって王位を逐われ、王国はウィリアム3世・メアリ2世の共同統治となった。
ウィリアム・メアリでなくジェームズこそ正統なる王であるという人々はジャコバイト[1]とよばれ、ジャコバイト運動はたびたび名誉革命体制イングランドを脅かした。ジェームズの死後、ジャコバイトの君主はジェームズの息子ジェームズ老僭王らに引き継がれた。
かつてジェームズ7世/2世はイギリス史のなかでカトリック絶対王政を目論んだ悪役として描かれていたが、1970年代の歴史学界の変化、および名誉革命300周年を迎えた1989年前後の研究などにより、従来の悪役像を否定する方向にシフトしつつある。
目次
1 生涯
1.1 少年期
1.2 亡命時代
1.3 カトリック信仰
1.4 国王ジェームズ7世および2世
1.5 議会との対立
1.6 名誉革命
1.7 ジャコバイトの王として
1.8 遺したもの
2 人物像
3 歴史的評価
3.1 悪役としての250年