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ジェット風船(ジェットふうせん)とは、飛ばすことを目的に開発されたゴム風船のことを言う。広島市民球場
目次
1 構造
2 ジェット風船の始まり
2.1 紙テープからの移行
3 プロ野球観戦におけるジェット風船
3.1 ジェット風船禁止球場
3.2 現在の使用状況
3.2.1 飛ばす
3.2.2 ビジター・地方球場でのみ飛ばす
3.2.3 ほとんど飛ばさない
4 Jリーグ観戦におけるジェット風船
5 関連項目
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ゴム風船は、風船を構成するゴムの収縮時よりも大量の空気が入っている場合、ゴムが伸張され、ゴムの収縮作用により中の体積を圧縮しようとする働きを起こす。この時、風船内部の気圧と外部の大気圧に大きな差が生じ、風船の口を開ければ風船内部から勢いよく空気が吹き出す。これを推進力にして飛ばすことを目的とした物がジェット風船である。飛ばすときに、音を出すためにプラスチック製の笛が仕組まれている。
普通のゴム風船の吹き口がプラスチックの笛になっている。この笛の構造は至って簡単で、2枚の日本の五円玉を少し間隔をおいたような構造になっている。元はラムネなどの駄菓子に見られた構造でそれを流用した物である。
日本においてジェット風船は1970年代から駄菓子屋、祭り屋台のくじ引き等で子供向け販売されていた。形は大きく分けて2種類あり、球形の物と棒型の物が存在した。
紙テープからの移行
日本プロ野球や、コンサート等で、ファンが紙テープを投げていたが、その芯が歌手の目を直撃する傷害事故があって禁止された。
プロ野球観戦におけるジェット風船ジェット風船が舞う様子 2005年公式戦中に阪神甲子園球場にて撮影ジェット風船で埋め尽くされた福岡Yahoo!JAPANドームの観客席(鷹の祭典2007にて撮影)。ライトスタンド(写真中央)は、2色の風船を使って福岡ソフトバンクホークスの球団旗と同じ黄?白?黄のストライプに見えるように膨らませてあるのが分かる。
日本プロ野球では1984年に広島東洋カープの私設応援団『河内楠公会』がジェット風船を飛ばすことを始めた。それ以降、半数の球団のファンがこれを飛ばしており、7回(ラッキー7)の攻防を盛り上げている。また、近年は勝利時にも飛ばすことも多くなってきている。その時は、勝利を表す「白星」とかけて白色の風船をあげているファンもいる。
1985年の阪神優勝時に甲子園を埋め尽くした 阪神ファンが一斉に放った印象が強いせいか、阪神タイガースの応援の代名詞的なイメージで捉えられがちである。
余談だが、阪神ファンがジェット風船を上げ始めた頃の中継映像が、スカイ・エー「伝統の阪神・巨人甲子園熱戦譜」で放送され、その中で実況の植草貞夫が「こういうのを飛ばされると、グラウンドに入って試合進行の妨げになるので、是非とも止めて頂きたい」という旨の、現状とは全く逆の発言がされていた。ただし、多数の風船の残骸がグラウンドに散乱し回収に人手と時間を要し試合の妨げになるのは確かである。
風船の色はその球団のチーム色に合わせられることが多い。
下記の日本の球場が「天井に風船が引っかかる」と言う理由、あるいは条例抵触等のその他特殊な事情で観戦規則に禁止規定を設けている。
札幌ドーム
スタンド可動部の隙間に落ちるとサッカー用ホヴァリングステージの出し入れの妨げになるという理由もある。
東京ドーム
球場が空気圧による膨張のため、変圧などで破損のおそれがあるため。
但し、1998年12月31日から1999年1月1日にかけて行われたJ-FRIENDSのカウントダウンライブではジェット風船が飛ばされていた。