シアン化ナトリウム シアン化ナトリウム(シアンかナトリウム、sodium cyanide)は青酸ソーダ、青化ソーダとも呼ばれ、知名度は青酸カリに譲るが工業的には最も主要なシアン化アルカリである。 毒物及び劇物取締法で毒物に指定されている。経口致死量は成人の場合200〜300mg/人と推定されている。 化学的及び生理的性質はシアン化カリウムに類似する。シアン化水素と水酸化ナトリウムの中和反応によって生成し、水溶液中ではシアン化物イオンとナトリウムイオンに電離する。 鍍金ほか、工業的に広く用いられている。 脊椎動物がこの物質を摂取するとシアン化物イオンがヘモグロビンの鉄イオンに配位して細胞呼吸を阻害し、さらには細菌以上の動物ミトコンドリアのシトクロム酸化酵素 (COX) 複合体と結合・封鎖し、電子伝達系を阻害することでATP生産量を低下させ細胞死を引き起こすとされる。この点で植物ミトコンドリアはシアン耐性経路であるAOX酵素 (alternative oxidase) を備えるため耐性を持つ。
IUPAC名シアン化ナトリウム
別名青酸ナトリウム、青化ソーダ
組成式NaCN
式量49.01 g/mol
形状無色結晶
結晶構造
CAS登録番号143-33-9
密度と相1.6 g/cm3, 固体
水への溶解度48 g/100 mL (10 °C)
融点563 °C
沸点1496 °C
出典 ⇒ICSC
関連項目
無機シアン
シアン化カリウム
フェロシアン化カリウム
フェリシアン化カリウム
ニトリル
ジシアン
浸炭
外部リンク
⇒安全衛生情報センター - 危険有害便覧 ⇒[1]、モデルMSDS ⇒[2]
⇒日本中毒情報センター - 一般向けの「中毒情報データベース」青梅の項に、シアン化物中毒についての情報
カテゴリ: 無機化合物 | 毒 | ナトリウムの化合物 | 窒素の化合物 | 労働安全 | 労働災害
更新日時:2008年7月8日(火)15:15
取得日時:2008/07/24 13:30
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