ザ・リッツ・カールトン (Ritz-Carlton) は世界規模でホテル・チェーンを展開するホテルブランドのひとつ。マリオット・インターナショナルのホテルブランドのひとつではあるが、ブランドの成り立ち上特異的であるため従来のマリオット・インターナショナルに属しているホテルブランドとは一線を画した運営を行っている。また自らホテルを所有するのではなく、ホテルの運営のみ携わることもある。
目次
1 歴史
1.1 前史
1.2 ザ・リッツ・カールトン・ホテルカンパニーの設立と展開
2 特徴
3 日本のザ・リッツ・カールトン
4 世界のザ・リッツ・カールトン
4.1 アメリカ/カナダ
4.2 南アメリカ
4.3 アジア
4.4 ヨーロッパ
4.5 中東
5 脚注・出典
6 外部リンク
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セザール・リッツが、1898年パリに創業した「ホテル・リッツ」と、1899年ロンドンに開店した「カールトン・ホテル」は、上流階級を中心に高い評価を受けた。セザール・リッツは1918年に死去したが、その後も未亡人が中心となりリッツの名を冠したホテルの展開を進めた。
北米においては、アルバート・ケラーがフランチャイズ権とリッツの商標の使用権を獲得し、リッツ・カールトン投資会社を設立して、ホテルの展開を開始した。1927年にボストンにリッツ・カールトンを開業し、その後もニューヨーク、フィラデルフィア、ピッツバーグ、モントリオールなどにホテルを展開したが、大恐慌を境に規模を縮小していき、ボストンとモントリオールだけが残った。
1983年、W.B.ジョンソンがアトランタに設立した「モナーク・ホテル」が、ボストンの「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」を買収し、同時に「ザ・リッツ・カールトン」という名称の北米での使用権を取得した。ジョンソンは、社名を「ザ・リッツ・カールトン・ホテルカンパニー」に変更するとともに[1]、アトランタで開業準備を進めていた「モナーク・ホテル」の第一号店を「ザ・リッツ・カールトン・バックヘッド」として開業させた。
その後ザ・リッツ・カールトン・ホテルカンパニーは、北米を中心に積極的にチェーン展開を進め、さらに1988年には全世界でのリッツ・カールトンの商標権を獲得した。1998年にマリオット・インターナショナルの傘下に加わり、世界各地でホテル展開をしている。
日本では1997年に大阪、2007年3月に東京でオープンしている。
特徴
従来からある由緒ある建物を利用したり、新規の高層ビルにテナントとして入居する方法をよく取る。
従業員は常にサービスの基本精神が書かれている「クレド(credo)」というカードを携帯している。
従業員自らの判断で一日2,000米ドルまでの決裁権が認められている。
従業員を採用する際、ザ・リッツ・カールトン独自の人材採用システムを用いる。経歴や経験などを重視せず素質を重視した面接を行うため、採用までに長期に渡って時間をかける場合がある。これは、ザ・リッツ・カールトンの社風などをきちんと理解して入社できるというメリットがある反面、アルバイト・契約社員を採用する際も同じ面接を行うのでコストがかかりすぎる事と、即戦力になりうる人材を確保しにくいというデメリットもある。
日本のザ・リッツ・カールトン
ザ・リッツ・カールトン大阪
ザ・リッツ・カールトン東京
今後の予定
ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーのサイモン・クーパー社長は日経新聞の取材に対して、今後150室程度の中規模ホテルをまず京都に造り、その後福岡・札幌などの地方中核都市に造っていく考えを示した[2]。