紋章
測地系: ⇒北緯47度48分 東経13度2分
国 オーストリア共和国
連邦州 ザルツブルク州
郡(行政管区)憲章都市
ザルツブルク(独: Salzburg)は、オーストリアの都市。同名のザルツブルク州の州都である。ドイツ語で特に区別して表記する場合、ザルツブルク市はStadt Salzburg、州はLand Salzburgとする。
郡に属さない憲章都市(Statutarstadt)であるが、ザルツブルク=ウムゲーブング郡 の郡庁が置かれている。
旧市街と歴史的建造物は、1996年ユネスコ世界遺産に「ザルツブルク市街の歴史地区」として登録された。
目次
1 概要
1.1 都市名の語源
1.2 発音
1.3 五輪の誘致
2 地理
3 歴史
3.1 古代
3.2 中世
3.3 近世
3.4 近現代
4 有名な市民
5 名物料理・お菓子
6 飲食店
7 スポーツ
8 姉妹都市
9 関連項目
10 外部リンク
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ザルツブルクは、標高424メートルに位置し、15万人の人口を擁する。すぐ南西側ではドイツ領土のベルヒテスガーデンに接し、高速道路で西に140キロの位置にミュンヘン、東300キロに首都ウィーンという位置関係から、ドイツのバイエルン州との文化的関係が深い。
ザルツブルクは、モーツァルトが1756年に誕生してから25歳まで住んでいた事で、音楽を愛する世界の人々にとっていわば巡礼地になっている。とりわけザルツブルク音楽祭の開催される夏のシーズンはホテルはどこも満員となり、モーツァルトの生家のあるゲトライデ通りはもともと狭いがなおさら狭く感じられるほどの混雑となる。 当地の空港も、「ザルツブルク・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト空港」と名付けられている。
ザルツは「塩」、ブルクは「砦」の意である。15キロほど南のバート・デュルンベルクで産出される岩塩をハライン (Hallein) 市において製塩し、大司教から特権を与えられたラウフェン(Laufen)の船乗りたちがハラインからザルツァッハ川(Salzach)を通じてヨーロッパ各地に送っていた。塩の積載量に応じた通行税をこの地の大司教が財源にしていた。このためデュルンベルクの塩が地名の語源と誤解されている。しかしドイツ語のザルツブルクの名が史料に初めて登場するのは755年頃成立した『聖ボニファティウス伝』においてである。当時のサルツブルクの司教はバイエルン公よりライヒェンハル(現ドイツ領)の塩泉および塩釜の利益の一部を与えられ、それを布教の財源としていた。よって地名の直接の由来となったのはライヒェンハルの塩であると考えられている。
標準ドイツ語では「ザルツブルク」、南ドイツ・オーストリア日常語では母音の前の/s/を有声化しないため「サルツブルク」と発音される(オーバーエスタライヒ・サルツブルク方言では「ソイツボアク」と発音されることもある)。日本では、アメリカ映画『サウンド・オブ・ミュージック』の成功からか、英語音に近い「ザルツブルグ」の表記も散見される。
ザルツブルクは2010年冬季五輪に立候補し、オーストリアでは3度目の開催を目指したが、第1回目の投票で最下位で落選。2014年大会にも誘致活動に名乗りをあげたものの、再び第1回目の投票で最下位となり落選した。