サバナ気候(サバナきこう)は、ケッペンの気候区分における気候区のひとつで熱帯に属する。記号はAw,As。
目次
1 この気候のあらまし
2 この気候の成立条件
3 分布
3.1 分布地域
3.2 典型的な都市
4 気候の特徴
5 土壌と植生の特徴
6 産業の特徴・その他
7 関連項目
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この気候のあらまし
南回帰線から北回帰線の間の多くの地域に分布。
夏は赤道低圧帯に入り多雨、冬は中緯度高圧帯に入るため乾燥するため、一年の間で雨季と乾季がはっきりと分かれている。なお夏が乾季であるという地域もごく僅かながら存在しており、その場合記号はAwではなくAsを用いる。なおAsは元来熱帯夏季少雨気候とでも呼ぶべき気候だが、非常に稀な気候なので普通はサバナ気候に含める。
気温の年較差は少ない。
乾燥に強い樹木がまばらに生える草原、サバナ(Savanna、サバンナとも言う)が広く分布し、気候区の名前の由来にもなっている。
土壌は主にラトソルや赤黄色土からなる。
焼畑のほか様々な農業形態がとられている。
この気候の成立条件バンコクの雨温図
最寒月平均気温が18℃以上。(ヤシが生育できること)
年平均降水量が乾燥限界以上。
最少雨月降水量が60mm未満 かつ (100-0.04×年平均降水量)mm未満。
上記3つの条件を全て満たしていて下記の条件も満たす場合のみAs(熱帯夏季少雨気候)となり、上記3つの条件は全て満たしているが下記の条件を満たさない場合はAw(狭義のサバナ気候)となる。
最多雨月が冬にあり、3×最少雨月降水量<最多雨月降水量 かつ 最少雨月降水量が30mm未満。
また、「最少雨月降水量が(100-0.04×年平均降水量)mm未満」という条件から、「100-0.04×年平均降水量」の値が正である必要があるため、この気候に属する地域の年平均降水量は2,500mm未満になる。
分布サバナ気候(Aw)の世界的な分布熱帯夏季少雨気候(As)の世界的な分布
典型的なサバナ気候 (Aw) は、熱帯雨林の周辺に発達し、太陽の回帰にともない、赤道低圧帯の影響を受ける雨季(夏)と、亜熱帯高圧帯の影響を受ける乾季(冬)に分かれる。主な分布地域は以下の通りである。
ブラジル高原
インドシナ半島内陸部
インド亜大陸のデカン高原?ベンガル湾沿岸部
オーストラリア北部
バリ島
西インド諸島
中央アフリカ沿岸
アフリカ中部の熱帯雨林周辺部
アフリカ東部のインド洋沿岸
また、日本の最東端である南鳥島も定義上はこの気候 (Aw) に属する( ⇒1971-2000年の平年値)。
夏が乾季となるAs(熱帯夏季少雨気候)は極めて珍しく、ハワイ諸島の一部などごく限られた地域にのみ分布する。
Aw
ホーチミン(ベトナム)
バンコク(タイ王国)
デンパサール(インドネシア バリ島)
ダーウィン(オーストラリア)
ヌーメア(ニューカレドニア)
ムンバイ(インド)
コルカタ(インド)
ダルエスサラーム(タンザニア)
キンシャサ(コンゴ民主共和国)
ヤウンデ(カメルーン)
ブラジリア(ブラジル)
フォルタレーザ(ブラジル)
カラカス(ベネズエラ)
ハバナ(キューバ)