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エイベックスのコピーコントロールCD(CDS-200)の記録面。帯の様なものがあるのが分かる。これが、オーディオトラックとエクストラトラックの境である
コピーコントロールCD(CCCD, Copy Control CD, Copy-Controlled Compact Disc)は主としてパソコンでのデジタルコピーを抑止する目的で導入された技術、もしくはその技術を導入した音声記録媒体(主としてディジタルディスク)の総称である。CCCDは通称であり、規格の名称ではない。
日本国内では2002年3月にエイベックスがCCCDを採用、SMEなどが追随した。
しかしネット配信による音楽データの普及や、iPodをはじめとするパソコンから音楽を取り込んで蓄積・再生できる携帯型音楽プレイヤーが普及しているなどもあり、この種の方式を採用し続けることが逆に売り上げの減少につながるとの考え方もある。2004年9月現在ではCCCD化を主導してきたエイベックスが作品ごとにCCCDを採用するかどうかを決定する形へ緩和することを発表。またSMEは同年10月以降段階的に廃止し、同年11月17日以降は全廃することを発表するなど、CCCD廃止の動きが加速しつつある。しかしEMIミュージック・ジャパンなど数社は、現在も新方式の導入などCCCD推進の立場を崩していない。
目次
1 目的
2 仕組み
3 種類
4 問題点
5 CDとの構造上の違い
6 レーベルゲートCD
7 現状
8 セキュリティ問題として起きた事件
9 正規のCD売り上げに対する影響
10 コピーコントロールCDの導入状況
11 関連項目
12 外部リンク
12.1 業界団体等
12.2 メディア系
12.3 レコードメーカー
12.4 機器メーカー
12.5 CCCD技術開発(販売)元
13 英語版へのリンク
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主に音楽用 CD に含まれている楽曲情報(データ)を、パソコン等へ取り込むことをできなくするために使用される。近年のパソコンの進歩により、CDの音楽データをパソコン上に移して再生して楽しむことが可能になったが、同時に音楽データをWinMX・Winnyなどのファイル共有ソフトを経由してコピーする著作権の侵害行為が増えた。音楽業界、特にエイベックスは、このことが原因のひとつとなりCDの売上げが減少していると主張し、オーディオ機器では再生できるがパソコンへのコピーができないCDとして、コピーコントロールCDが開発されるきっかけとなった。しかし実際には、コピーコントロール機能は特定のバージョンのWindowsでしか作動せず、バージョンの異なるWindowsや、Windows以外のOSを採用するパソコンではコピーコントロール機能は無効、もしくは正常に再生できない場合もある。また正規のCDプレイヤーでは正常に再生されない、あるいは機器自体を破壊するといった例が多数報告されている。特にカーオーディオにおいては顕著である。
「コンパクトディスク」(以下CD)に記録された音楽データには、再生時のデータの読み取り誤りを訂正するためのエラー訂正符号を埋め込むことが仕様として定められている。CDでは毎秒数回の読み取り誤りが発生するので、再生時にCDプレーヤーは常にこのデータによって読み取り誤りを訂正している。
コピーコントロールCDはこのエラー訂正符号を意図的に壊すことによって、誤り訂正機能が正常に働かなくなることを狙ったものである。オーディオ用のCDプレーヤーでは誤り補正機能によって、人間の耳で聞いて不自然ではない程度にごまかして再生されるが、データそのものを読み出そうとするCD-ROMドライブでは正しく読み出すことができない。これによってパーソナルコンピュータなどに音楽データをCDから直接読み込ませることを防ぐ。
ただし、この仕組みではアナログ信号に復号した音楽をコンピュータに音声入力してデジタル化することまでは防止できない。また、実際には市販されているCD-ROMドライブでもオーディオ用と同様に補正して読み込めてしまう例が少なくない。また、Windows Media Player 11ではデジタルモードで再生に失敗した場合、ダイアログを表示してアナログモードに切り替えることが可能で、普通のCD同様にオーディオデータをパソコンにコピーすることが可能であり、事実上コピー抑制の役割を果たしていないのが実情である。さらに、オーディオ用として販売されている機器でも、部品としてのCDドライブはCD-ROM用のものと同一の場合もあり再生できないことがある。
このままではパソコンでは利用できなくなるため、オーディオ機器では再生できないパソコン向けのトラックにWindows専用再生ソフトを用意し、製作者の望んだ方法でのみ再生可能なように処理された音楽データが記録されている事もある。