この項目では飛行する脊椎動物について説明しています。
アメリカ在住の日本人映画プロデューサーについてはコウ・モリをご覧ください。
脊椎動物を基にした他の用法についてはコウモリ (曖昧さ回避)をご覧ください。
界:動物界 ⇒Animalia
門:脊索動物門 ⇒Chordata
亜門:脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱:哺乳綱 ⇒Mammalia
目:コウモリ目(翼手目)
⇒Chiroptera
和名
コウモリ(蝙蝠)
英名
bat
亜目
オオコウモリ亜目(大翼手亜目)
⇒Megachiroptera
コウモリ亜目(小翼手亜目)
⇒Microchiroptera
コウモリ(蝙蝠)は、脊椎動物亜門 哺乳綱 コウモリ目に属する動物の総称である。別名に天鼠(てんそ)、飛鼠(ひそ)がある。
コウモリ目は翼手目(よくしゅもく)ともいう。約980種が報告されているが、その種数は哺乳類全体の4分の1近くを占め、ネズミ目(齧歯類)に次いで大きなグループとなっている。極地やツンドラ、高山、一部の大洋上の島々を除く世界中の地域に生息している。
コウモリは恐水病のウィルスを持っている可能性があるので、子供などが安易に遊びで捕らえる事[1]は非常に危険である。
目次
1 分類と特徴
2 日本のコウモリ事情
3 コウモリ類の系統的位置づけ
4 その他
5 関連項目
6 参考文献
7 外部リンク
8 脚注
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コウモリ目の一番の特徴は、翼をもち、飛行できることである。多くの鳥類と同様、はばたくことによって飛行するが、鳥類の翼と異なり、コウモリの翼は飛膜と呼ばれる伸縮性のある膜でできている。
コウモリの前足は、親指が普通の指の形で鉤爪あることをのぞけば、すべて細長く伸びている。飛膜はその人差し指以降の指の間から、後ろ足の足首までを結んでいる。腕と指を伸ばせば翼となって広がり、腕と指を曲げればこれを折りたたむことができる。さらに後ろ足と尾の間にも飛膜を持つものも多い。
また、鳥と異なり、後ろ足は弱く、立つことができない。休息時は後ろ足でぶら下がる。前足の親指は爪があって、排泄時など、この指でぶら下がることもできる。また、場合によってはこの指と後ろ足で這い回ることができる。
一般にコウモリといえば西洋では吸血鬼につながるイメージがあるが、実際には他の動物の血を吸う種はごくわずかであり、たいていは植物や虫を食べる。東洋では歴史的にコウモリを嫌忌する伝統はない。
コウモリ目は、オオコウモリ亜目(大翼手亜目)とコウモリ亜目(小翼手亜目)の2亜目に分類される。
オオコウモリ亜目はその名のとおり大型のコウモリの仲間で、オオコウモリ科の1科のみが属する。中には翼を広げた幅が2mに達する種もある。よく発達した視覚によって、植物性の食物を探す。果実を好み、農業従事者からは害獣として扱われる場合もある。
コウモリ亜目は小型のコウモリの仲間で、17科が属し、多くの種に分かれている。多くが食虫性であるが、植物食、肉食、血液食など、さまざまな食性の種がいる。コウモリ亜目の特徴は、エコーロケーション(エコロケーション、反響定位)をすることである。超音波を発し、その反響を検知することで、飛行中に障害物を避けたり、獲物である昆虫等を見つけたりすることができる。
オオコウモリ亜目のほとんどの種はエコーロケーションを行わないが、例外的に洞窟性のルーセットオオコウモリの仲間はエコーロケーションを行う。
熱帯においては、花の蜜や花粉を食べる種があるため、それに対する適応として、花粉の媒介をコウモリに期待する、コウモリ媒の花がある。
オオコウモリ亜目とコウモリ亜目には、翼をもつという共通点があるが、それを除けばあまりにも多くの違いがあるため、別々の祖先から進化し、独立に飛行能力を獲得したのではないかという説もあった。しかし、最近のミトコンドリアDNA配列の解析により、大翼手亜目と小翼手亜目は系統的にも近縁であることが明らかになっており、どちらも飛行能力を初めて獲得した共通の祖先から進化したものと考えられている。コウモリ
オオコウモリ亜目(大翼手亜目) ⇒Megachiroptera
オオコウモリ科 Pteropodidae
グアムオオコウモリ(絶滅)
ルーセットオオコウモリ全長約25?。熟した果実や花の蜜、花粉などを食べる。夜は洞窟の中で休む。
インドオオコウモリ全長約20.5?。インドに生息。