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『ゲームセンターあらし』は、1978年から1983年までコロコロコミックに連載されたすがやみつるの漫画。「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」「小学五年生」「小学六年生」でも連載(もしくは掲載)されていた。1982年には、シンエイ動画制作・日本テレビ系放映でアニメ化されている。
目次
1 概要
2 ストーリー
3 登場人物
4 秘技(登場人物別)
5 作中に登場したゲーム
6 テレビアニメ
6.1 スタッフ
6.2 主題歌
7 単行本
8 ゲーム
9 関連項目
10 外部リンク
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テレビゲームの攻略を初の題材とした画期的な漫画であった。
初期はタイトル通り、ゲームセンターでインベーダーゲームの対決をしたりするものであった(100円玉を投げ入れる技をあらしが見せていた)が、ちょうどそのころ、小学生がゲームセンターにたむろして不良化するという現象が問題になっており、劇中でもあらしがいきつけのゲームセンターに出入りできなくなるという展開になってしまう。駄菓子屋の店頭のミニ筐体でのバトルや、ゲーム大会・二枚目でお金持ちのライバルであるさとるの家のパーティーでの巨大ギャラクシアンなど、初期の数話を除いては結局ゲームセンターで対決する話はなくなり、舞台も序々に荒唐無稽になっていき、スケールアップしていった。
とんでもない秘技(必殺技)もこの作品の売りであるが、実は最初のうちは、ゲームに必須な動体視力を鍛えるなど現実的なものであった。次第にエスカレートし、「月面宙返り」や、スティックを高速で操作することでプレイヤーのキャラクターが敵からの攻撃を潜り抜けるという「炎のコマ」(操作する手が空気摩擦で炎を発する。原理的に速過ぎる操作は無視されるはず。)、静電気でゲーム機の電子回路に干渉して異常動作を発生させて有利に導く「エレクトリック・サンダー」(原理的にはどんな結果になるか予測不能なはず)などが登場。これらは実現可能かどうかはさておき、一応ゲームに役立つ理屈がつけられていた。次第に派手だけどよくわからない状態の「レインボーバズーカ」や一生に一度しか使えないとして編み出した(が何度も使っていた)「スーパーノヴァ」など、理由付けもゲームプレイとの関係も無い技が頻出。一般レベルから逸脱し、それに伴い話のスケールも拡大して核戦争の危機や異次元からの侵入者をゲームによって解決するにまで至った。
また、この作品のもうひとつの売りでもあった実在のアーケードビデオゲームでの対戦も、商標への配慮からか、後半は「戦車ゲーム」などかなり適当でよくわからないゲームで戦うことになり、ゲーム内容よりも派手な舞台や敵キャラクター、秘技への依存が高くなってくる。
単行本はてんとう虫コミックスで全17巻が発売された。しかし当初の読み切り版は収録されていない。これは、設定がその後の連載時とは若干異なる事や、すがやみつる自身が原稿を紛失してしまった為。太田出版から発売された復刻版に収録されている第1話は、掲載当時のものを雑誌から起こしたものである。また、別冊コロコロコミックの長編との並行連載の関係で、執筆・雑誌掲載順に収録されておらず、一部ストーリーに辻褄の合わないところがある。
コロコロコミックが、ドラえもんを核とした雑誌から、現在の少年向け対決物路線に軸足を移していく道筋を付けた作品の一つである。
ちなみに秘技の「月面宙返り」はムーンサルトと読むが、小学館の写植のガイドラインに沿ってか、漢字部分のみにルビがかかっていた。このことから、「ムーンサルトり」と信じて疑わない読者が続出した。
第28回(昭和57年度)小学館漫画賞受賞。
派生作品として、あらしのキャラクターを使ってPC-6001でBASICプログラミングを解説する『こんにちはマイコン』という漫画解説本もあった。
2002年12月より刊行されているMSX MAGAZINE永久保存版シリーズには『MSXPLAYerあらし』として新作が発表されている。
2003年に発行された別冊宝島のムック『「ゲーセン」最強読本 永久保存版名作ゲームBEST100』では、新作を描き下ろしている。
尚、インターネットのi-revoゲームのホームページではゲームセンターあらしの最新作と冠した「あらしでわかる!i-revoゲーム」を掲載中。
そして、2007年8月、『ゲームセンターあらし』の続編である『サラリーマントレーダーあらし』をコミック・ガンボで連載開始。その後、掲載誌の休刊で未完結のままで終了してしまった。2008年4月、『サラリーマントレーダーあらし』は翔泳社のwebマガジン「MONEY(マネージン)」で再連載開始(掲載誌の休刊で未掲載だった「幻の第10話」も掲載予定)。