ゲーム&ウオッチ
メーカー任天堂
種別携帯型ゲーム機
発売日 1980年4月28日
ボール
対応メディア内蔵ゲーム
コントローラ入力内蔵
次世代ハードウェアゲームボーイ
表・話・編・歴
ゲーム&ウオッチ (GAME&WATCH) とは、任天堂が1980年より発売した携帯型液晶ゲーム機(電子ゲーム、LSIゲーム)。CMなど一般での呼称は「ゲームウオッチ」。
目次
1 概要
2 インタフェース
2.1 ディスプレイ
2.2 コントローラ
3 開発
4 類似品
5 シリーズ
6 タイトル一覧
7 電源
8 他ハードへの移植例
9 出典
10 外部リンク
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任天堂初の、そして世界初の携帯型ゲーム機である。ゲームの内容(ゲームソフト)自体は本体に内蔵のROMに書き込まれており、その後のゲーム機のようにロムカセット(カートリッジ)等で異なるゲームを実行することはできない。
タイトルの多くは、難易度が低めのGAME Aと、高めのGAME Bとがあり、どちらで遊ぶかを選択できる(一部例外あり)。この選択方法はファミコンの初期タイトルにも使用されている。ゲームをしない間は時計として使え、これが商品名「ゲーム&ウオッチ」の由来である。後に、アラーム機能も付くようになった。
第1作は「ボール」(1980年4月28日発売)。タイトルにはスヌーピー、ミッキーマウス、ポパイなど他社の人気キャラクターを採用したものもあった。1ハード1ソフトで誰でも手元で遊べる単純さや手軽さが受けて社会現象にもなり、日本での売り上げ総数は1287万個[要出典]を記録している。
1983年にファミリーコンピュータが発売された事を境にブームは移行し「ブラックジャック」(1985年2月発売)で日本での発売は終了。しかしその後も日本国外向けに開発は進められ「マリオジャグラー」(1991年10月発売)まで続いた。またアーケードゲームやファミリーコンピュータの移植版も開発された。1990年代に入ってから、日本国外のみ発売を含むタイトルが逆輸入版として日本で発売されたことがあり、一部の量販店などで輸入トイのような扱いで売られた例もあった。
インタフェースゲーム&ウオッチ
(ドンキーコング・マルチスクリーン)
液晶画面自体は単色で、液晶セグメントはキャラクター表示の位置や形状ごとに固定。
最初期のシリーズ5作品までは完全なモノクロ画面であったが、続く「ゴールド」シリーズでは液晶の前面に別のスクリーンが置かれ、カラーで背景やオブジェを表現。以降、画面を約1.7倍に広げた「ワイドスクリーン」、2画面の折り畳み式にした「マルチスクリーン」、カラー液晶を採用した「テーブルトップ」と「パノラマスクリーン」、4色に色分けされたカラースクリーンで疑似カラー画面を表現した「スーパーカラー」などへと発展していった。
初期のゲームウォッチは、プレイヤーキャラクタの移動も含め、本体左右に装備された丸ボタンで操作していた。
マルチスクリーン『ドンキーコング』はゲーム機史上初めて十字キーを装備した。これまでゲーム機のコントローラといえば丸・角形ボタンかスティック状のレバーなどだったが、十字キーはコンパクトながら親指だけで4方向にキーを押す感覚が伝わる画期的な操作性で、その後のゲーム機の標準となっている。
任天堂の開発者であった横井軍平が、電車の中で暇つぶしに電卓のボタンを押して遊んでいる人を見て、発案したとされる[1]。当初はビジネスマンなどが通勤途中に遊べるものという目的で作られた。ワイシャツのポケットサイズで、内容もシンプルな、あくまで「ゲーム付きの時計」であった。しかし発売後、小中学生がおもな購買層となったため、その後はターゲットを変更し、よりゲーム性が重視された。
共同開発をしたシャープは当時、液晶生産用の新工場を立ち上げたものの、電卓の需要が頭打ちとなり、新たな応用先を探していた。これが後のファミリーコンピュータ、ゲームボーイ、スーパーファミコンなど、任天堂との技術面での提携関係につながっている。