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グラビアアイドルとは、芸能界に籍を置く女性アイドルのうち、雑誌のグラビア、写真集、イメージビデオやDVDへの出演を主な活動とし、なおかつ主に水着姿の写真を売りにする者たちの総称であり、職業分類的な肩書きの1つ。雑誌やネットなどでは名前を略してグラドルとも呼ばれる。
目次
1 職業の特徴
2 変遷
3 グラビアアイドルの歴史
3.1 1970年〜1980年代のグラビア
3.2 1990年代のグラビア
3.3 21世紀のグラビア
3.4 近年の傾向
4 ゴールデン・アロー賞「グラフ賞」
5 グラビアアイドルの表現手法
6 グラビアアイドルの年齢層
7 現在の最高のバストサイズ・その他
8 グラビアアイドル一覧
9 参考文献
10 関連項目
11 外部リンク
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グラビアアイドルの主な活動の場は、雑誌グラビアページや広告宣伝媒体のポスターなどの2次著作物であり、特に男性雑誌では、グラビアの被写体次第で売れ行きが左右される非常に重要なファクターとなっている。そういった成立経緯から、外見上女性であること(女性に見えること)が絶対的な条件であり大きな特徴である。よってグラビア誌を飾ることが殆どない男性アイドルに対してグラビアアイドルという肩書きはつかない。
グラビアアイドルとして最も重要視される要素は、外見のビジュアルとスタイル、それを保ち続ける若さである。その特異性から、永続的にグラビアアイドルでありつづけることは実質不可能であり、女性が若さを保ち得るある一定年齢を迎えるまでしか続けることができない。一般的にグラビアアイドルは芸能界に進出するステップの1つと捉えられており、後に女優・タレント・歌手へ転身していく者がほとんどである。しかしその出自ゆえ、芸能人として本来要求される会話力・歌唱力・演技力に乏しいケースも少なくない。そのため、グラビア媒体から退いた後も芸能界で生き残る手段を持ち合わせている例は稀であり、彼女達を世間に送り出すメディアにも限界があるため、新人が次々とデビューする一方で芸能界で芽が出ずに忘れ去られて行く者が多く、「卒業」と称してグラビアアイドルを引退すると同時に一切の芸能活動から手を引く者が後を絶たない。
ただし近年では医療技術やメイクアップ技術が飛躍的に向上し、グラビアアイドルを現役で続けながら、俳優業やタレント業も兼務する例も多くなってきた。
現在のグラビアアイドルを一般嗜好的に大きく分類すると、巨乳アイドルを中心とするセクシーさやエロティックさなど大人っぽさを売りにする者と、子供っぽさや幼さ(ロリータ)、清純さなどの可愛らしさを売りにする者の2極に分けられる。またその境界線を繋ぐキーワードとして20世紀末より日本社会に浸透した「癒し」を売りにする者も現れている。ただしあるアイドルがどういった分類でグラビア読者に受け入れられるかは、個人的主観が大きく介在するため、明確な基準が存在するわけではない。
前者の大人っぽさを売りにする者は、10代でデビューした者が20歳を越えてから注目される場合や20代に入ってからデビューするケースが主に当て嵌まる。前歴としてはイベントコンパニオンや企業キャンペーンガール、レースクイーン経験者である場合が多い。後者の子供っぽさや清純さを売りにするグラビアアイドルは、10代でデビューするケースがほとんど。場合によっては小学生の段階からグラビア活動をする者も存在するが、子役俳優などと違い、「人前で肌を露出すること」に対する一般的な道徳観念から、またいわゆる義務教育段階の場合は学業優先や法律上の縛りで活動に制約があり、事務所には所属していても中学校卒業を待って正式にデビューする場合が多い。第7回全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞し、グラビアアイドルとして芸能活動している橋本愛実など、10代のうちは芸能活動は控えめながら、20代に入ってから積極的にグラビアアイドルとしてマスメディアに登場するようになるケースもあり、個人的な事情や所属事務所の営業戦略上の理由で、実際のデビューと本格的な売り出し時期に大きな差異が生まれる場合もある。
20世紀末に出てきた癒し系グラビアという流れは、「平成不況」という世相が反映して生まれたものであり、近年の各メディアでも多く支持される流れにある。がこれはあくまで表面上のことであり、癒し系ならば人気が出て他は支持されない、などといった単なる二元論で判断できない事も付け加えておく。力のあるものにとっては、グラビアのスタイルの違いなどは微々たるものでしかない。
総じて1970年代半ばより現れ始めたグラビアアイドルは、その時代の社会的ニーズや流行によって変遷し、その時代に則した者が大きな人気を獲得している(後述の「#グラビアアイドルの歴史」を参照)。