クリスマス(英語: Christmas, Χmas)とは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日・祭日である。「神様が人間として産まれてきてくださったこと」を祝うことが本質である。12月25日がこれに当たるが、昔の暦では日没を一日の境目としているので12月24日夕刻から朝までをクリスマス・イヴとして祝う。ムスリムも、主要な預言者イエスの生誕として、クリスマスを祝う。
目次
1 語源と表記
2 概要
3 世界のクリスマス
4 日本のクリスマス
4.1 歴史
4.2 教会のクリスマス
4.3 家庭のクリスマス
4.4 独身者(若年層)のクリスマス
4.5 教育機関のクリスマス
4.5.1 祝日化
5 イエス・キリストの誕生日との関係についての諸説
6 ローマ教皇による商業主義への懸念
7 クリスマス映画
8 脚注
9 関連項目
10 関連文献
11 外部リンク
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日本語の「クリスマス」は、英語の「Christmas」に由来し、語源は「キリストのミサ」(Christ + mas)にある。日本語では他に、降誕祭、聖誕祭、聖夜などの呼び方がある。「クリスマス」にあたるドイツ語は「Weihnachten(ヴァイナッハテン)」、フランス語は「Noёl(ノエル)」、スペイン語は「Navidad(ナビダー)」であるが、必ずしも英語と語源を同じくしない。
英語のChristmasの略記として、英語圏ではXmas、あるいは、X-masと綴る。Xmasという表記の「X」は、ローマ字の「X(エックス)」と同じ形であるギリシャ文字の「Χ(カイ)」に由来する。すなわち、英語の「Christ」を、ギリシャ語原表記「Χριστο?」の頭文字「Χ(カイ)」を以って表したものである。略記であるため、正式な場では避けられる。
Christmasの略記として、日本・台湾・東南アジアではアポストロフィを付けて X'mas と表記することが多い。この表記の起源は不明だが、終戦直後、1945年のクリスマスで、GHQの正面玄関の上に Merry X'mas とネオンサインで大書きされていた。この表記は誤用とされるが、非キリスト教圏では「Χ(カイ)」がキリストを意味する記号として浸透していないため、語中で「Χ(カイ)」を浮き立たせるこの表記法は広く受け入れられている。
ロシア語での「クリスマス」の略記は、「ハリストス(キリストの現代ギリシャ語・ロシア語読み)の降誕」を意味する「Рождество Христово」の頭文字からとった「РХ」で表される。ロシアでは、聖堂などに「РХ」とネオンサインで表示する様子がしばしば見られる。
概要教会暦における降誕祭の日付の概要。教会暦の一日は日没から始まり日没に終わる。24日の日没からクリスマスが始まり、25日の日没にて終わる。従って24日の昼間は「クリスマスイブ」ではなく、24日の日没以降がクリスマスイブである。
新約聖書には、イエスの誕生日を特定する記述は無く、この日がいつにあたるかのかについては様々な説がある。
降誕祭とは別に1月6日をキリストの公現祭として祝う日が存在していた。12月25日の生誕祭は、遅くとも345年には西方教会で始まった。ミトラ教の冬至の祭を引用したものではないかと言われている。
キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリー(常緑樹で一般にモミの木)の下にプレゼントを置く。