界:植物界 ⇒Plantae
門:被子植物門 ⇒Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 ⇒Magnoliopsida
亜綱:バラ亜綱 ⇒Rosidae
目:トウダイグサ目 ⇒Euphorbiales
科:トウダイグサ科 ⇒Euphorbiaceae
属:イモノキ属 Manihot
種:キャッサバ
M. esculenta
学名
Manihot esculenta
⇒Crantz
和名
イモノキ(芋の木)
英名
Cassava
キャッサバ(学名:Manihot esculenta)は、トウダイグサ目トウダイグサ科イモノキ属の熱帯低木。マニオク、マンジョカとも呼ばれる。
芋はタピオカの原料であり、世界中の熱帯にて栽培される。葉は5〜10小葉からなり、茎は垂直に立ち上がる。茎の根元にはゆるい同心円を描いて数本の芋(根)が付く。芋は両端が尖った細長い形状である。
目次
1 特徴
2 品種
3 生産
4 歴史
5 加工
5.1 毒抜き
5.2 料理
6 cDNAライブラリ
7 関連項目
8 脚注
9 外部リンク
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栽培はとても簡単である。茎を地中に挿すだけで発根し、そのまま生育する。
作付面積あたりのカロリー生産量はあらゆるイモ類、穀類より多くデンプン質の生産効率は高い。しかし食用とするためには毒抜き処理が必要なことや、毒抜きのために皮や芯を除去した芋はその場で加工しなければ腐ってしまうなど、利用の制約が大きい作物でもある。利用範囲は広く、葉を発酵させて毒抜きし飼料として利用したり、アルコール発酵によりバイオ燃料を製造するなどの用途も注目を浴びている。農作物としてみれば、悪環境下(乾燥地、酸性土壌、貧栄養土壌)でも生育可能など、これまで農地とされなかった場所での栽培ができ、「食糧問題」や「温暖化問題」の解決への期待が大きい。[1]
なお、熱帯の都市では緑地帯の植え込みにも利用され、室内での観葉植物としても利用価値がある。観賞用の斑入りの葉の品種もある。
大きく分けて、苦味種と甘味種がある。 苦味種は、シアン化合物を多く含むが、大きな塊根をつくるため、デンプン製造用として栽培される。 甘味種は、外皮にシアン化合物を含むが、蒸かしたり茹でたりすることで、食用にされる。味と食感は甘味の少ないサツマイモに似ている。
2002年時点の全世界の生産量は1億8000万トンで、ヒトの食料用のデンプン源作物としては世界第三位である。州別ではアフリカ州が1/2強、アジア州が1/4強を占め、残りが南アメリカ州である。
ナイジェリア 18.7%
ブラジル 12.5%
タイ 9.1%
インドネシア
コンゴ民主共和国(旧ザイール)
ガーナ
インド
タンザニア
アンゴラ
モザンビーク
上位10カ国の気候区分はほとんどがケッペンの気候区分でいう熱帯のサバナ気候 (Aw) 、インドネシアのみ熱帯雨林気候 (Aw) である。アンゴラ南部のように温暖冬季少雨気候 (Cw) の地域では栽培されていない。
他のイモ類と比較すると、同年におけるジャガイモの全世界生産量は3億1000万トン、サツマイモは1億4000万トン、ヤムイモは4000万トン、タロイモは900万トンである(以上の統計数値は、FAO Production Yearbook 2002による)
現在栽培されているキャッサバの原型となったことがわかっているM. e. flabellifolia亜種の分布は中央ブラジル西部を中心としており、ここで少なくとも1万年前には栽培が始まった[2]。しかし種全体としてはブラジル南部とパラグアイのあたりで発生したらしい。