キク
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この項目では植物について記述しています。人工衛星についてはきく (人工衛星)を、日本の天皇と皇室を表す紋章、いわゆる「菊の御紋」については菊花紋章を、元中日ドラゴンズの投手については山田喜久夫をご覧ください。

キク

分類

界:植物界Plantae
門:被子植物門  ⇒Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱  ⇒Magnoliopsida
亜綱:キク亜綱Asteridae
目:キク目  ⇒Asterales
科:キク科  ⇒Asteraceae
属:キク属 ⇒Chrysanthemum
種:キク C. morifolium

学名
Chrysanthemum morifolium
和名
キク(菊)
英名
Chrysanthemum

キク(菊)はキク科キク属の植物。通常、キクといえばイエギク(栽培ギク)を指す。
目次

1 概説

2 キクの歴史

3 キクの品種

3.1 大菊(一輪菊)

3.2 中菊

3.2.1 クッションマム(ポットマム)

3.2.2 古典菊


3.3 小菊

3.4 スプレー菊

3.5 食用菊


4 菊の仕立て

4.1 三段仕立て盆養

4.2 ダルマづくり

4.3 福助づくり

4.4 懸崖づくり

4.5 千輪咲き

4.6 その他の仕立て


5 キクと名のつく植物

5.1 キク科のもの

5.2 野菊

5.3 外国のキク科の植物

5.4 キク科ではないもの

5.5 動物など


6 関連項目

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概説菊花紋章(十六弁八重表菊紋)

一般的に、キクといえば栽培されているものを指すが、これは和名をキク(またはイエギク Dendranthema grandiflorum (Ramatuelle) Kitam.)という。野生品は存在せず、中国で1500年ほど前に交配によって生まれたとされている。交配親はチョウセンノギクとハイシマカンギクとされる。秋に咲く花であるが、短日性植物として有名で、電照等を用いた作型の分化により、周年供給されている。食用にする「もってのほか」などの品種もある(食用菊を参照)。

旧暦9月9日重陽の節句は「菊の節句」とも呼ばれる。

天皇家の紋章は菊をかたどったもので「菊の御紋」と呼ばれる。この紋の菊の花弁は16枚である。

なお花言葉は「高貴」である。隠君子、隠逸花という異称(雅名)もある。

西洋において菊は墓参に用いられる。日本でもこの影響を受けて葬儀の際の献花には菊が用いられることが多い。この習慣の影響で、病気見舞いに菊の花を贈ることはタブーとされることがある。

地方によっては、タラ白子をキクと呼ぶ場合もある。

アンモナイト化石は「菊石」と呼ばれている。


キクの歴史五十円硬貨の表には、菊がデザインされている。

日本にも350種ほど野菊(下記参照)が自生しているが、ヨモギのように食用とされ、観賞の習慣は平安時代頃、中国から秋の重陽の節句とともにもたらされる。万葉集には全く現われないが、古今集あたりから盛んに歌にも詠まれるようになった。

心あてに折らばやをらむ初霜のおき惑わせる白菊の花(凡河内躬恒 - 小倉百人一首 第29番)

春のサクラに対して日本の秋を象徴するとなるが、それが決定的になったのは、鎌倉時代の初め後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み、「菊紋」を天皇家家紋とした頃からである。また、九州の豪族菊池氏も家紋に「菊花」もしくは「菊葉」を使用している。

江戸時代前期から栽培熱が高まり、育種が進んで多数の品種が生み出され、正徳頃からは「菊合わせ」と呼ばれる新花の品評がしばしば行なわれた。また、江戸伊勢京都熊本などでそれぞれ独自の品種群、系統が生じた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen