カーナビゲーション(Satellite navigation system)は、GPS(全地球測位システム)や車速パルス、ジャイロなどの自律航法装置を利用して、自動車の運行時に運転者に対して、ディスプレイ画面上に現在位置や目的地への走行経路案内を行なう電子機器。カーナビゲーション・システム。カーナビ。
目次
1 概要
2 カーナビゲーションの種類
2.1 オンダッシュ型
2.2 ポータブル型
2.3 インダッシュ型
2.4 AV一体型
2.5 簡易型
2.6 オートバイ搭載用
3 歴史
3.1 1980年代
3.2 1990年代
3.3 2000年代
4 主なメーカー
4.1 うちナビ研会員メーカー
5 かつて市販機を製造販売していたメーカー
6 カーナビの都市伝説や逸話
7 関連項目
8 脚注
9 外部リンク
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開発初期には、自律航法のみを用いて自車の現在位置を割り出していたため、走行開始後一定の地点で走行する方角の微調整を要した。また、車輪の回転を検出して移動距離の情報とするため、カーフェリー乗船時などには実際の移動を全く反映せず、上陸時に再設定の必要があった。
またGPS単独の装置の場合、かつては軍事上の理由から民間利用に対しては100m程度の誤差を含んだ位置情報しか提供されていなかったことや、長大トンネルなどの中ではGPS衛星からの電波を受信できないことなどが、位置表示の誤差の原因となる問題があった。その反面、走行距離の情報が無くても位置情報は得られるので、フェリーでの海上移動も反映できる。
現在は、GPSと自律航法を組み合わせて使用して、双方の欠点を補う装置が多く、さらにCD-ROMディスク、DVD-ROMディスクに記録された道路地図情報を必要に応じて読み出し、自車走行経路の情報と照合する事で、正確に自車位置を特定するマップマッチングという方式も取られている。また「ディファレンシャルGPS」や「高精度情報の開放」など、さらにGPS利用が高度化され、VICSによる交通情報(渋滞情報や規制情報)を考慮して、経路案内を行う製品も一般的になっている。
近年では、DVDに代わりHDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)を搭載することにより動作の高速化・記憶容量の拡大が図られた製品や、通信機能(VICSの他、携帯電話・PHS等の回線で各社独自のサーバーコンピュータに接続)により地図情報などを更新できる製品なども登場している。また、音楽再生機能やインターネット接続機能などとの融合によるカーコンピュータ化も進んでいる。ラジオのみならずテレビ機能を搭載しているものもある。
携帯機器も参照
なお日本では、1999年11月から運転しながらのカーナビ等の画面の注視が法律で禁止されたが、カーナビは手に保持しない物のため、単純な注視は2004年11月以降の法改正後も依然罰則対象にはなっていない(道路交通法第百二十条第一項第十一号)。しかし、カーナビ等の画面の注視により交通の危険を生じさせた場合は、前方不注意として罰則対象となっているため、注意が必要である。これを考慮し、走行中は一部の操作が制限されたり、テレビの映像が表示されなくなる(音声のみとなる)機種が存在する。なおこの制限は上記の法律・罰則や危険が存在することや、これにより事故が発生してもドライバーが責任を負うことを承知の上で解除することが出来る。
カーナビ迷子(-まいご)
利用者本人の目的地の入力によって、目的地に一番近いルートが選択されその通りに進むと違う道に迷い込んでしまう場合と、走行しているのにもかかわらずカーナビ地図にはないルートを走るケースを指す。