カントリー・ミュージック( ⇒Country Music)とは、アメリカ合衆国南部で発祥した音楽である。 ヨーロッパの伝統的な民謡やケルト音楽などが、スピリチュアルやゴスペルなど霊歌・賛美歌の影響を受けて1930年代に成立した。
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目次
1 概要
1.1 演奏に使われる楽器
1.2 イメージ
1.3 人種
1.4 保守・愛国
1.5 ダンス
1.6 聖地
2 歴史
2.1 源流と成立
2.2 1950〜60年代
2.3 1970〜80年代
3 現在のカントリー・ミュージック
3.1 人気
3.2 音楽スタイル
4 メディア
4.1 テレビ
4.2 ラジオ
4.3 雑誌
5 アーティスト
5.1 往年の代表的なアーティスト (1930年代〜70年代)
5.2 現在の代表的なアーティスト (1980年代後期〜現在)
6 関連項目
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演奏には当初、ギター、マンドリン、フィドル(ヴァイオリン)、バンジョー、リゾネーター・ギター、ドブロ、ウッドベース、オートハープ、アコーディオン、ハーモニカなどが用いられ、時には金属製のバケツやたらい、洗濯板やのこぎりなど生活用品や工具や農機具なども使われた。
現在のカントリーバンドの構成は、いわゆる“普通のロックバンド”と同じ、ギター、ベース、ドラム、キーボード等が中心で、そこにフィドルやバンジョー、スティール・ギターなどを加えて、俗に言う“カントリーらしい味付け”をする場合も多いが、必ずしもそれらの楽器が必要というわけではない。
西部開拓時代やカウボーイを連想する人も多いが、それはあくまでもハリウッドの映画産業やブロードウェイ・ミュージカルなどが作り上げた西部劇の影響であり、元々はそれほど深い関係にはない。そもそもカウボーイ全盛の19世紀にはまだ「カントリー」という概念は存在せず、20世紀に入ってからの西部劇で演奏された曲も、クラシック音楽の作曲家が民謡などをベースに作った映画音楽・舞台音楽の類で、厳密に言うとカントリーというジャンルにも当てはまらない場合が多い。 後に一部のカントリー・ミュージシャンがそのイメージと人気にあやかり、カウボーイハットやブーツを身に着け、西部劇風の演出を取り入れる様になる。
現在カントリー・ミュージックはアメリカを中心に、カナダ、オーストラリア、一部ヨーロッパでも人気だが、やはりファンやアーティストには白人系が圧倒的に多く、そもそもがアメリカ南部やアパラチア発祥の音楽のため、一部では「人種差別と関係が深い音楽」と誤解されがちである。