カノープス株式会社は、日本のビデオ編集機器、コンピュータ周辺機器メーカー。現在はフランスの大手電機メーカー、トムソンの傘下である。 ブランド名は、天体のカノープスと同様のCanopusを使用。カノープスのように、光り輝く企業であることが目標であり、社名の由来である。
目次
1 沿革
2 製品の歴史
2.1 創業〜1990年代前半
2.2 1990年代
2.3 2000年代
2.4 現在
3 製品特徴
3.1 ビデオ編集
3.2 ビデオ配信
3.3 グラフィックアクセラレータ
3.4 PC用TVチューナー
3.5 PC用ビデオキャプチャカード
3.6 NHK
4 外部リンク
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沿革
1983年 神戸市にてカノープス電子株式会社創業。
1992年 現在の社名に変更。
2001年7月27日 JASDAQ市場に新規登録。
2002年11月19日 東証2部に市場変更(銘柄コード:6774)。
2005年12月 フランス大手電機メーカートムソンが日本法人の子会社を通じて株式公開買い付け (TOB) による買収が行われることになり、これによりトムソングループ傘下となることとなった。2006年6月30日、トムソンの持ち株比率が94.31%になったため上場廃止。
初めての製品は、NEC PC-98用のZ80ボードであるPlus80。PC-88のクロス開発や、CP/M-80の動作環境として使用された。 程なく、A/D変換ボードが主力となり、後のビデオキャプチャ製品に続く事になる。 大阪に立ち寄ったビル・ゲイツに自社製JPEGコーデックのデモンストレーションを行う。
Windowsへの移行に伴うグラフィックアクセラレータへの需要に対して、PowerWindowシリーズを発表。 独自のドライバ技術により他を圧倒する性能を誇るなど、国産PCハードウェアベンダとしての地位を確立する。 また、A/D変換ボードの流れを汲むビデオキャプチャ製品を発表。 PowerCaptureシリーズは10年近く販売を続けた、超ロングセラーとなる。
グラフィックアクセラレータのコモディティ化に伴い、主力をビデオキャプチャ・TVチューナー・ビデオ編集に移し、 MTV2000に代表されるMTVシリーズや、DVStorm-RTに代表されるDVシリーズがメインとなる。 PowerWindowシリーズは、開発チーム G.I.WORKSによるPCエンスー向けの製品、SPECTRAシリーズとなる。 また、普及型VODシステムのはしりとなるMediaEdgeシリーズを発表し、システム分野への進出を図る。
PC用TVチューナーのコモディティ化に伴い、軸足をビデオ編集・ビデオ配信に大きくシフト。 これまでの蓄積を生かしたビデオ編集ソフトウェア、EDIUSを開発するなど、 業務用ビデオ編集システムHDWSやモザイク編集システムMRL、ビデオ配信システムMediaEdgeなどをラインナップし、システム販売への転換が進んでいる。 トムソングループによる買収で、トムソン傘下の放送機器会社グラスバレーと経営統合し法人向けおよびプロのクリエイター向け編集機器の事業に特化し、個人向けは、キャプチャーボードを残し、グラフィックアクセラレータ事業からは撤退 の方針と言われている。
高いコストパフォーマンスや、新規格のへの対応や他メーカー製品との共存など、現場の声を盛り込んだ商品開発姿勢を特徴とする。