カストール(古典ギリシア語:Κ?στωρ, Kast?r)は、ギリシア神話に登場する英雄。ディオスクーロイの一人でポリュデウケースの兄。日本語では長母音記号を省略しカストルともいう。
ティンダリオスとレーダーの間に生まれた双子の兄。馬術の名手で、弟のポリュデウケースと協力して数々の手柄をたてた。イアーソーンとアルゴナウタイの冒険にも参加した。戦争で死に、弟と共にゼウスの力でふたご座に成ったと云う。
厳密にはカストールとポリュデウケースは双子ではなく、カストールとクリュタイムネーストラーはティンダリオスとレーダーとの、またポリュデウケースとヘレネーはゼウスとレーダーとの間の双子である(一種の重複妊娠で、人間では極めて珍しい)。つまり神の血を引かないカストールは弟と違って不死身ではなく、そのため戦争で矢が当たり死んでしまった。
カストールとポリュデウケースの双子は、ディオスクーロイとも呼ばれる。これは、ゼウスの息子たちという意味である。ラテン語ではジェミニと呼ばれ、双子を指す語として現在でもたびたび使われる。
また、カストルはふたご座のアルファ星の呼び名でもある。1.6等星の青白い星で、前述の双子の兄の頭にあたる星である。六重連星である。
関連項目
カストル (恒星)
ポルックス (恒星)
カテゴリ: アルゴナウタイ | ギリシア神話の人物 | 架空の双子
更新日時:2008年5月11日(日)05:02
取得日時:2008/08/24 04:48