この項目ではアルコール飲料について説明しています。
カクテル・ソースを使用した料理についてはオードブルをご覧ください。
トム・クルーズ主演の映画についてはカクテル (映画)をご覧ください。
カクテル
カクテル(英語:Cocktail )とは、主にベースとなる酒に、他の酒またはジュースなどを混ぜて作るアルコール飲料。混酒。複数の飲料を混ぜることで独特の味、フレーバーを作る。
ベースとなる酒には、ウィスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラなどのスピリッツ類を使うことが多い。最近ではリキュール類もよく使用される。
※ アルコール分を含まない、もしくは1%未満のノンアルコールカクテルもある。
※ アペタイザーの中にもカクテルと呼ばれるものがある(「フルーツカクテル」「シュリンプカクテル」)。また、野菜ジュース(または野菜の冷製スープ)のことをカクテルと呼ぶ場合もある。
目次
1 歴史
2 語源
3 カクテルの作成技法
4 カクテルの用語
4.1 カクテルで用いられる単位
4.2 カクテルの用具
4.3 カクテルの分類
4.4 カクテルのスタイル
4.5 関連用語
5 カクテルに用いられるリキュールなど
6 代表的なカクテル
7 カクテルの街
8 関連項目
//
混酒という点からいえば、古代エジプト、古代ローマ、あるいは唐(中国)の時代にまでさかのぼる。
大昔のビールやワインなどは、それ単体で飲むには味が悪かったため、蜂蜜やナツメヤシのジュースを混ぜたり、また海水で割って飲む習慣があった。
また、中世ヨーロッパでは冬にホット・ワイン(グルーバイン)を飲むようになり、17世紀のインドでパンチが開発されると、一気にヨーロッパ社交界に広まっていった。「カクテル」という言葉自体は、1750年代に入ってから使われるようになったらしい。
その後、混ぜた酒(カクテル)がバーで提供されるようになり、製氷機の発明(1875年)によって、一年を通して氷が手に入るようになると、現在のような「冷たい飲み物」としてのカクテルが広まった。
語源については諸説ある。
「雄鶏の尻尾」説
飾りのため、あるいはグラスの中身にアルコールが含まれていることを示すために、羽根をグラスに差す風習があったとされる。この羽根は雄鶏の尻尾(cock tail)からとったもので、そこからカクテル(cocktail)の名がついたとの説がある。
「雑種の馬」説
雑種の馬(cock)は尻尾(tail)を短く切って純血馬と見分けたことから、混合酒の名前に転じたとする説。
「メキシコ王の娘」説
18世紀初頭、アメリカ南部陸軍とアソロトル8世率いるメキシコ軍の間には小競り合いが絶えなかったが、ある時、休戦協定が結ばれることとなった。その酒宴の際に、メキシコ王の娘・コクチル(Coktil)が自ら調合した酒を供した。その美味しさと娘の美しさに驚嘆したアメリカ軍の将軍は、その場で「この酒はこれからコクチルと呼ぶこととしよう」と提案し、それが現在に至るという説。
「木の名前」説
メキシコのユカタン半島の港町カンペチュに大英帝国海軍の船が入港したとき、一人の海兵が地元のバーのカウンターでバーテンダーの少年が木の枝を使っておいしそうなドリンクを混ぜているのを見た。当時のイギリスには「お酒を混ぜる」という習慣はなかったため、彼は少年にその酒の名前を聞いてみたところ、少年は使っていた木の枝のことを聞かれたのだと勘違いし、「コーラ・デ・ガジョ」と答えた。これを英語に直訳した「雄鶏の尻尾(tail of cock)」が、やがて「カクテル」となったという説。
「ニューオリンズの薬屋」説
1775年ごろ、アメリカのニューオリンズに移住してきた薬屋アントワーヌ・アメデス・ペリシコーがブランデーに卵を混ぜたもの(いわゆる卵酒)を売っていたが、これが評判になり、彼はフランス系アメリカ人の間でコクチュ(coquetier、フランス語で卵屋の意味)と呼ばれた。これが後にカクテルとなったという説。 (「ビターとコニャックをコクティニと呼ばれる器で混ぜて売っていたのが好評で」との異説あり)
「ドック・テール」説
「コクチェ」説
「トルテカ族の娘」説
カクテルの作成技法
シェイク
シェイカーに氷と共に材料を入れ、シェーカーを振ることにより材料を混ぜる。
ステア
混ざりやすいいくつかの材料をミキシンググラスにそそぎ、バースプーンなどで手早くかき混ぜる。