?カエル目(無尾目)
ニホンアマガエル
草露で濡れた身体に植物の種子が貼り付いている
分類
界 :動物界 ⇒Animalia
門 :脊索動物門 ⇒Chordata
亜門 :脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱 :両生綱 ⇒Amphibia
目 :カエル目 ⇒Anura
カエル(蛙)とは、脊椎動物亜門・両生綱・カエル目(無尾目)に分類される動物の総称。古称としてかわず(旧かな表記では「かはづ」)などがある。
目次
1 特徴
1.1 形態
1.2 生態
1.3 繁殖習性
2 鳴き声
2.1 鳴き声の種類
3 下位分類
3.1 カエル亜目 Neobatrachia
3.2 ムカシガエル亜目 Archaeobatrachia
3.3 スキアシガエル亜目 Pelobatoidea
3.4 無舌亜目 Aglossa
3.5 メキシコジムグリガエル亜目 Rhinophrynoidea
4 種類
4.1 日本のカエル
4.2 世界のカエル
5 利用
5.1 食用
5.2 薬用
5.3 研究
6 文化
7 ことわざ等
8 カエルをモチーフとした作品
8.1 音楽
8.2 文学
8.3 教育番組・漫画・アニメ
9 飼育上の注意
10 関連項目
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特徴ヨーロッパヒキガエル Bufo bufo の抱接卵はこれ以外にもいくつかのパターンがあるオタマジャクシ
成体は頭は三角形で、目は上に飛び出している。胴体は丸っこく、尾はない。
後肢が特に発達しており、後肢でジャンプすることで、敵から逃げたり、エサを捕まえたりする。後肢の指の間に水掻きが発達するものが多く、これを使ってよく泳ぐ。ほとんどの種で肋骨がない。
幼生は四肢がなく、ひれのついた尾をもつ。成体とはちがう姿をしていて、俗に「オタマジャクシ(お玉杓子)」と呼ばれる(食器のお玉杓子に似た形状から)。オタマジャクシはえら呼吸を行い、尾を使って泳ぐため、淡水中でないと生きることができない。オタマジャクシは変態することで、尾をもたず肺呼吸する、四肢をもった幼体(仔ガエル)となる。
水辺で生活し、陸と水中の両方で生活する種類が多いが、ほとんど陸上だけを生活の主体にしているもの、樹上にまで進出しているものもある。完全に水中生活のものはそう多くない。
ほとんどが肉食性で、昆虫などを食べる。大型のものは小型哺乳類まで食べるものもある。陸上で採食するものは、舌を伸ばし、昆虫をそこにくっつけて口に引っ張り込む。口は非常に大きい。異物などを飲み込んだときは胃袋を吐き出しそれを洗う行動をする。
呼吸の大部分を皮膚呼吸に頼っていて、皮膚がある程度湿っていないと生きていけない。わずかに肺呼吸も行っている。その際は口を膨らませ、それによって得た空気を肺に送り込んでいる。空気を「飲み込む」といえば判りやすいだろうか。これは気嚢や横隔膜といった呼吸機構を獲得しておらず、それら補助器官による自発呼吸ができないためである。また、海水に入ると浸透圧により体から水分が出て死んでしまう。ただし、例外的に水から離れて生活したり、汽水域に棲む種類も知られる。
変温動物なので極端に暑い、寒い環境の際は土中などで休眠する。ふつう日本のカエルは成体で冬眠するが、ウシガエルやツチガエルなどは幼生が冬を越すこともある。また、アカガエル類やヒキガエル類は、他のカエルが冬眠している1月から3月頃に繁殖行動を行う。