オムニバスタウンとは、交通渋滞、大気汚染、交通事故の増加などの都市問題を解決するために、バスをはじめとする公共交通機関の利用を促進し、環境にやさしく、高齢者などの交通弱者にやさしいまちづくりを目指すために、1997年5月に運輸省・建設省(現:国土交通省)、警察庁によって開始された制度のことである。1997年12月25日に浜松市がはじめてオムニバスタウンに指定された。なお、オムニバス(OMNIBUS:ラテン語)はバス(BUS)の語源である。
目次
1 オムニバスタウンにおける施策
2 オムニバスタウン指定都市
2.1 岩手県盛岡市
2.2 宮城県仙台市
2.3 神奈川県鎌倉市
2.4 新潟県新潟市
2.5 石川県金沢市
2.6 岐阜県岐阜市
2.7 静岡県静岡市
2.8 静岡県浜松市
2.9 奈良県奈良市
2.10 島根県松江市
2.11 岡山県岡山市
2.12 広島県福山市
2.13 愛媛県松山市
2.14 熊本県熊本市
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
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オムニバスタウンに指定されると、市町村が主体となりオムニバスタウン計画を策定する。これらを実行する際に、国土交通省及び警察庁から支援や整備が受けられる。
具体的に、オムニバスタウンに指定された都市で行われた施策には以下のものがある。なお、全都市でこれらが導入されているわけではない。
ノンステップバスの導入。
コミュニティバスの開設。
ICカード乗車券の導入。
バス専用レーン、公共車両優先システム(PTPS)などの定時運行確保のためのシステム導入。
パーク&バスライド、サイクル&バスライドなど、他の交通機関との連携。
トランジットモールの試験実行。
バス停のハイグレード化、バスロケーションシステムなど、バスを待つ人に対する快適性の確保。
などが挙げられる。
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岩手県盛岡市
指定年月日:2000年2月1日
主な事業者:岩手県交通、岩手県北バス
盛岡市の項にもあるとおり、戦災を受けなかったため、盛岡市は盛岡城「内丸」跡付近に官庁をはじめ、企業や金融機関などが集中した都市構造となっていた。また、北上川、中津川、雫石川が盛岡市内を流れており、盛岡市内中心部に入るためには橋を必ず渡る必要性があり、放射道路においては通勤時間帯をはじめとして大きな渋滞が生じていた。この結果、路線バスは慢性的な遅れを抱えることとなり、路線バス利用者が自動車へと乗り換えることとなったため、更なる渋滞の悪化を招くこととなった。
これらを改善するために、盛岡市をはじめとした関係者が中心となり策定したのが盛岡市におけるオムニバスタウン計画である。盛岡市におけるオムニバスタウン計画の特徴は、ゾーンバスシステムの採用である。
宮城県仙台市
指定年月日:2002年3月29日(事業期間:2001年度?2005年度)
主な事業者:仙台市交通局(仙台市営バス)・宮城交通(ミヤコーバス)
郊外⇔都心
市が1999年7月に策定した「アクセス30分構想[1]」(市街化区域内から仙台市都心部へ30分以内で到達出来るように交通体系を整備する構想。