?タイリクオオカミ
種の保全状態評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約付属書II類[1]
(イタリアの個体群)VULNERABLE(IUCN Red List Ver.2.3(1994))
(スペイン・ポルトガルの個体群)LOWER RISK - Conservation Dependent (IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
(メキシコの個体群)EXTINCT IN THE WILD (IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
分類
界:動物界 ⇒Animalia
門:脊索動物門 ⇒Chordata
亜門:脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱:哺乳綱 ⇒Mammalia
目:ネコ目(食肉目) ⇒Carnivora
亜目:ネコ亜目(裂脚亜目) Fissipedia
科:イヌ科 ⇒Canidae
亜科:イヌ亜科 Canini
属:イヌ属 ⇒Canis
種:タイリクオオカミ C. lupus
学名
Canis lupus
(Linnaeus, 1758)
和名
タイリクオオカミ
英名
⇒Gray wolf
Timber wolf
オオカミ(狼、wolf)は、ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する哺乳動物。広義には近縁種も含めることがあるが、通常はタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ、Canis lupus)一種を指す。多数の亜種が認められている。
同属の近縁種としてアメリカアカオオカミ、コヨーテ、アビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)などがいる。
従来はオオカミの近縁種とされていたイヌ(イエイヌ)は、近年ではオオカミの一亜種 Canis lupus familiaris とする見方が主流になりつつある。ただし、日常語としての「オオカミ」には、通例、イヌは含まれない。イヌはオオカミ(一部コヨーテやジャッカルの血が混じるという説もある)が飼い馴らされて家畜化したものと考えられる。
アメリカアカオオカミ、コヨーテ、アピシニアジャッカルとは相互に交配可能で、野生下でも雑種個体が生じ、繁殖力も有しているため生物学的種の定義に照らせば亜種であり、別種ではない。種と亜種の区分は慣習的不合理性が残存していることの一例である。亜種によっては絶滅が危惧される。日本で古来「狼」と呼ばれてきた動物はすでに絶滅したニホンオオカミであり、タイリクオオカミの一亜種と見なされる。
目次
1 分布・亜種
2 形態
3 生態
3.1 群れと順位
3.2 狩り
3.3 繁殖
3.4 コミュニケーション
3.5 寿命
4 絶滅地域への再導入
5 日本のオオカミ
6 狼に関する文化
7 画像
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
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北半球に広く分布する。分布域が広いタイリクオオカミは多くの亜種に細分化される。現存の亜種は33(絶滅含め39亜種)に分類されてきたが、近年の研究で現存13亜種、絶滅2亜種への統合が提案されている。
Canis lupus albus(ツンドラオオカミ)
ユーラシア北端部に分布。
Canis lupus arabs(アラビアオオカミ)
アラビア半島に分布。非常に減少。
Canis lupus arctos(ホッキョクオオカミ)
グリーンランド北部と東部、クイーンエリザベス諸島、バンクス島、ビクトリア島に分布。
Canis lupus baileyi(メキシコオオカミ)
メキシコ北西部に分布。アメリカ・アリゾナ州に再導入されている。生息地域ではロボとも呼ぶが、これはオオカミを指すスペイン語の一般名詞である。『シートン動物記』の狼王ロボもこの亜種。
Canis lupus communis (ロシアオオカミ)
ウラル山脈に分布。