エルプス
品種サラブレッド
性別牝
毛色栗毛
生誕1982年5月3日
死没-
父マグニテュード
母ホクエイリボン
母の父イーグル
生国 日本(北海道門別町)
生産北英牧場
馬主小畑安雄
調教師久恒久夫(美浦)
競走成績
生涯成績11戦6勝
獲得賞金1億7666万7000円
表・話・編・歴
エルプスは日本の競走馬。1985年桜花賞を勝ち、同年の最優秀4歳牝馬を受賞。主戦騎手は木藤隆行。ミホノブルボンと並ぶマグニテュードの代表産駒である。
北海道静内町(現・新ひだか町)のカタオカファームにて繁殖牝馬として供用されていた。現在は同牧場にて功労馬として余生を送っている。
馬齢は旧年齢にて統一する。
目次
1 戦績
2 引退後
3 主な勝ち鞍
4 血統表
5 外部リンク
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420Kg台の小柄な馬体であった。デビューは1984年9月2日函館競馬場の新馬戦。このレースでは9着と大敗するも折り返しの2戦目で勝利を挙げる。連闘で臨んだ次走の函館3歳ステークスでは人気薄にも関わらず、逃げて初重賞制覇。デビューから僅か4週で3戦し、初戦9着の大敗から重賞ウィナーとなった。4戦目のすずかけ賞では大敗を喫する。5戦目となるテレビ東京賞3歳牝馬ステークスも逃げ切り重賞2勝目を挙げた。ところが重賞2勝したものの、ムラ駆け故に最優秀3歳牝馬は重賞1勝のニホンピロビッキーに攫われる事となる。
年が明けた1985年、4歳になると阪神競馬場で行われた報知杯4歳牝馬特別を制する。続く4月7日の桜花賞は重賞3勝馬であるにも関わらず、3度連続で負かせていたタカラスチールが1番人気となり、エルプスは2番人気にとどまった。そしてレースでは、雨が降り続ける重馬場の中、よどみのないペースで走り、鮮やかに逃げ切り勝ちを収める。
続く優駿牝馬では、不利な外枠・7枠22番が災いした上に予想以上のハイペースで逃げられず、血統面から明らかに距離不適であった事もあり、自身よりも不人気なノアノハコブネから大きく離れた15着と大敗に終わった。
夏を休養にあて秋初戦は京王杯オータムハンデキャップではタカラスチールと5度目の対戦となる。夏に関屋記念を制していたタカラスチールにまたも1番人気を譲る2番人気となるが、エルプスは軽快に逃げ、当時の1600mの日本レコードに0.1秒差と迫る1分33秒0にて勝利する。しかし、これが最後の勝利となった。次走のローズステークスは久し振りの1番人気となるも、ゴール前でタケノハナミに差され2着。2番人気で迎えたエリザベス女王杯でも距離の壁もあってか、リワードウイングの11着と大敗する。その後、ジャパンカップ出走を目指して調教されていたが選出されず、次走に向け調整されていたが故障でそのまま引退した。同年、優駿賞最優秀4歳牝馬を受賞した。
京王杯オータムハンデキャップでは日本レコードと0.1秒差で走っており、後にマイルチャンピオンシップを制するタカラスチールは5度も破っている(実は、エルプス優勝レースは新馬戦を除く全てはタカラスチールと戦って得たモノである)だけに、『マイル路線を中心にレースを選んでいれば…』とも言われていた。ただし、この当時はまだ中央競馬での短距離戦が現代ほど整備されていなかったという側面もある。
競走馬としては不本意な点の残った引退であったが、同期のノアノハコブネと違いエルプスは無事繁殖牝馬となった。自身の仔からは重賞勝ち馬は出せなかったが、リヴリアとの間に生まれた仔のリヴァーガールが2001年の桜花賞・秋華賞を制したテイエムオーシャンを輩出している。
主な勝ち鞍
GI 桜花賞
GII 4歳牝馬特別(桜花賞トライアル)
GIII 函館3歳ステークス、テレビ東京賞3歳牝馬ステークス、京王杯オータムハンデキャップ
エルプスの血統 (ミルリーフ系(ナスルーラ系)/Nearco 5×5×5=9.38%、Blue Peter 5×4=9.38%、Harina、プリメロ5×5=6.25%、Fairway 5×5=6.25%(母内))
父
* マグニテュード
Magnitude
1975 鹿毛Mill Reef
1968 黒鹿毛Never BendNasrullah
Lalun
Milan MillPrincequillo
Virginia Water
Altesse Royale
1968 栗毛* セントクレスピン
St. CrespinAureole
Neocracy
Bleu AzurCrepello
Blue Prelude
母
ホクエイリボン
1973 栗毛* イーグル
Eagle
1958 黒鹿毛Court MartialFair Trial
Instantaneous
Ark RoyalStraight Deal
Felucca
クインエポロ