エチオピア正教会(エチオピアせいきょうかい, 英語名称 Ethiopian Orthodox Tawahedo Church)はエチオピアで独自に発展した、キリスト教の教会である。エチオピア帝国時代は国教とされていた。東方諸教会・非カルケドン派に分類される。
単性論を採ると言われる事があるが、エチオピア正教会は自身の教説を単性論と看做される事を拒絶しており、「単性論教会」を自称しない。カルケドン公会議(第四全地公会議)を承認しない事で分離した教会であるため、より中立的な呼び名・カテゴライズとして非カルケドン派がある。同じく非カルケドン派であるアルメニア正教会、シリア正教会、コプト正教会とは完全相互領聖関係にある。また、ギリシャ正教系の正教会との関係は改善しつつある。
目次
1 沿革・特徴
2 聖墳墓教会
3 関連項目
4 外部リンク
//
沿革・特徴エチオピア正教会の聖堂エチオピア正教会の司祭。独特の形状をした十字架を持っている。
エチオピア正教会はサハラより南で唯一、植民地時代以前から存在するキリスト教会である。エチオピアのほか、世界中で公称3600万人の信徒がおり、全東方諸教会中最大の規模を誇る。
1959年に独立教会となるまではコプト正教会の一部であった。またエチオピア帝国時代は国教とされていた。1993年のエリトリア独立後、一部がエリトリア正教会として分離した。
特徴的な習慣として、聖堂内で靴を脱ぐ事が挙げられる。これは旧約聖書の出エジプト記(3章5節)とヨシュア記(5章15節)において、その立っている場所が聖なる場所であるので履物を脱ぐようにモーセおよびヨシュアが神から命じられたそれぞれの場面に由来する習慣であるとされる。
イスラエルがエルサレムを占有するまでキリストの処刑地である聖墳墓教会を守護してきた。 しかし、カトリック教会や東方正教会等の勢力が回復すると教会の管理から追い立てられ、その立場を失った。
関連項目
ラリベラの岩窟教会群
エチオピアクロス - エチオピア正教会で用いられる、意匠が凝らされ独特の形状をした十字架。
外部リンク
⇒Ethiopian Orthodox Tewahedo Church Directory - アメリカにあるエチオピア正教会の一覧とリンク集
ウィキメディア・コモンズには、 ⇒エチオピア正教会 に関連するマルチメディアがあります。 カテゴリ: 非カルケドン派 | エチオピア | エチオピアの歴史
更新日時:2008年8月13日(水)16:56
取得日時:2008/09/21 17:10