ウサギ
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野ウサギ
分類

 :動物界Animalia
 :脊索動物門Chordata
亜門 :脊椎動物亜門Vertebrata
 :哺乳綱Mammalia
 :ウサギ目Lagomorpha
 :ウサギ科Leporidae

ウサギ(兎)とはウサギ目に属する草食哺乳類の総称。ただし多くの場合、ウサギ目のうち耳の小さいナキウサギ科を除いたウサギ科の動物のみを指す。外敵から身を守るために発達した四方に旋回する大きな耳と脱兎の如(ごと)くなどと例えられるような俊足ぶりや、立って遠くの音を聞くことが出来るように発達した長い足が特徴的である。門歯が伸びることなどから古くはネズミ目に類縁が深いとされていた。カイウサギ(アナウサギ Oryctolagus cuniculusの家畜種)、ノウサギなど。

日本では長い耳と小さな目がかわいいととらえられることが多く、小学校でよく飼育されている。現在ペットとして飼われているウサギ(カイウサギ)はすべて哺乳綱 - ウサギ目 - ウサギ科 - アナウサギ属を家畜化したものといわれている。アナウサギ(英:rabbit)はヨーロッパ原産で、名前のとおり野生状態では地下に巣穴を掘り、巣穴で出産・育児を行う。アナウサギもそれを家畜化したカイウサギも、生まれたばかりの赤ん坊は目が開かず、毛も生えておらず、自力で歩行や跳躍ができない。

一方、日本の山野に棲息しているウサギはノウサギ類(英:Hare, Japanese Hare)である。アナウサギと違って巣穴を掘らずに生活し、生まれたばかりの赤ん坊は目が開いて毛が生えており、歩行もできる。
目次

1 生態

2 日本の野生ウサギ

2.1 生息数の動向


3 日本のカイウサギ

4 ペット用ウサギ

5 うさぎ島

5.1 広島県大久野島

5.2 愛知県前島


6 食肉としての利用

7 その他

8 ウサギの寓意

9 国内でのウサギに関する月刊誌

10 ウサギにまつわる慣用句、ことわざなど

11 ウサギをモチーフにしたキャラクター

12 関連項目

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生態


日本の野生ウサギ野葡萄を食べる三羽の兎(北尾重政・画、江戸時代)

日本に分布するウサギ科の在来種は北海道の(エゾ)ユキウサギ・本州のニホンノウサギ・南西諸島アマミノクロウサギの3種である(北海道のエゾナキウサギ Ochotona hyperborea yesoenisは、ウサギ科ではなくナキウサギ科のキタナキウサギの亜種)。詳しくは以下のとおり。

ウサギ科

ユキウサギ Lepus timidus(ユーラシア)

エゾユキウサギ(亜種) L. t. ainu (北海道)


ノウサギ(ニホンノウサギ) Lepus brachyurus (本州、固有種

トウホクノウサギ(亜種) L. b. angustidens (本州)

キュウシュウノウサギ(亜種) L. b. brachyurus (本州)

サドノウサギ(亜種) L. b. lyoni (佐渡島

オキノウサギ(亜種) L. b. okiensis (隱岐)


アマミノクロウサギ Pentalagus furnessi (奄美大島徳之島、固有種)


ナキウサギ科

エゾナキウサギ Ochotona hyperborea yesoenis

このうちアマミノクロウサギは特別天然記念物にも指定されている絶滅危惧種である。またサドノウサギは本土から移入されたホンドテンによる捕食のため、激減している。

ウサギは伝統的に1羽・2羽と鳥と同様の数え方を行う。この由来には諸説あるが、『日本書紀』にある天武天皇5年4月17日675年5月19日)の肉食禁止令で、4月1日9月30日まで稚魚の保護と五畜(ウシウマイヌニホンザルニワトリ)を食べることが禁じられ、それ以降の禁令などにより鳥の(または佐芸)をもじりウサギとし、「鳥」として扱うことでこれを回避した、あるいは大きく長い耳が鳥の羽に見えるからとする説が有力とされている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki