イーサーン料理(イサーン料理とも)は、タイ王国東北部(イーサーン地方)で日常的に食べられている料理の総称。
イーサーン料理の特徴は他の地方の料理と比べて辛味が非常に強いことであり、農業生産に恵まれていないため昆虫食が日常的に行われている。また一般的に食事はうるち米を炊いたご飯ではなく、蒸したもち米と一緒に食べ、生野菜やハーブの盛り合わせが付けられる。
いわゆるタイ料理の辛味の強い料理は、イーサーン地方の出稼ぎ者たちがバンコクなどの都市部で食べたものが一般化したものである。タイ料理すべてがイーサーン料理のように強烈な辛さを持っている訳ではない。
イーサーン料理は昆虫を食べるなど経済的に貧しい地域の料理であることや、貧しい出稼ぎ労働者が食べるイメージなどから貧者の食べ物と言われ、好まれていない面も強いが、反面、ソムタムやガイヤーンなどは中部タイ人でも好きな人が多い。このことはタイ人のイーサーン料理・イサーン地方に対する複雑な思いを表しているといえる。
代表的な料理・食材など
カーオ・ニャオ - 蒸したもち米。小さい蒸篭に入れて供され、手づかみで食べる。
ガイ・ヤーン - タイ風焼き鳥。1羽丸ごとの鶏を竹串ではさみ、炭火で炙り焼きにしたもの。
ネーム - 発酵豚肉ソーセージ。麹発酵したもち米と生の豚挽き肉を混ぜ合わせた発酵食品。生食でも食べる。
ソムタム - 青パパイヤ(未熟パパイヤ)の果肉部を包丁で叩いて千切りにし香辛料で和えたサラダ。塩漬けの川ガニ、トマト、インゲンなどと一緒に臼に入れ突き解して供する。
プラー・ブク - メコンオオナマズ。高級食材として扱われ、主に姿焼きやトムヤムにされる。
ムー・ヨーン - 豚肉を原料とした細い繊維状の食べ物で、甘い。見た目は綿のようである。
メーンダー - タイワンタガメ。イーサーンの代表的な昆虫食材。
ラープ - ひき肉を炒めて和えたもの。豚、鶏、アヒル、牛、魚などさまざまな材料で作られる。酸味と辛味が特徴。
サイクロー・イサーン - 米を多く使ったソーセージ。
関連項目
タイ料理
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カテゴリ: タイの食文化 | 世界の料理 | 食文化関連のスタブ項目
更新日時:2008年9月19日(金)01:04
取得日時:2008/10/06 19:18