インフレーション
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この項目では経済におけるインフレーションについて記述しています。宇宙論のモデルについては宇宙のインフレーションをご覧ください。年あたりのインフレ率地図
紫色:デフレ状態
紺色:0 - 2%
水色:2 - 5%
緑色:5 -10%
黄色:10-15%
橙色:15%以上
CIA調べ、調査年度は国ごとに異なる

インフレーション(inflation)は、物価が持続的に上昇する経済現象。

インフレとも呼ぶ。英語で「膨張」の意味。 典型的なインフレは、好況で経済やサービスに対する需要が増加し、需給が逼迫することによって発生する。すなわち経済全体で見た需要供給のバランス(均衡)が崩れて、総需要が総供給を上回った場合に、これが物価の上昇によって調整されることで発生する。物価の上昇は貨幣の価値の低下を同時に意味する。同じ貨幣で買える物が少なくなるからである。 好況下での発生が多いが、不況下にも関わらず物価が上昇を続けることがあり、スタグフレーションと呼ばれる。

尚、資産価格は物価に含まれない。主に、マクロ経済学で研究される。
目次

1 インフレの要因別分類

1.1 需要インフレ

1.2 供給インフレ

1.3 貨幣的要因によるインフレ


2 インフレの速度別分類

3 生活への影響

4 代表的なインフレ

4.1 世界最古のインフレ

4.2 価格革命

4.3 日本のインフレ

4.4 ドイツのインフレ

4.5 ハンガリーのインフレ

4.6 アルゼンチンのインフレ

4.7 ジンバブエのインフレ

4.8 アジア通貨危機のインフレ

4.9 局地的インフレ


5 慣用表現としてのインフレ

6 関連項目

7 脚注

8 参考文献

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インフレの要因別分類

大きく分けると、実物的な要因と貨幣的な要因に分けられる。前者はさらに国内要因と貿易要因、需要要因と供給要因に分けられる。


需要インフレ

需要側に原因があるインフレ。ディマンド・プル・インフレとも呼ばれる。 供給を大幅に超える需要があることにより物価が上昇する。 1973年から75年にかけての日本のインフレーションの原因は、オイルショックに注目が集まるが、変動相場制移行直前の短資流入による過剰流動性、「列島改造ブーム」による過剰な建設需要も大きな要因である。


供給インフレ

供給側に原因があるインフレ。コスト・プッシュ・インフレとも呼ばれる。多くの場合、スタグフレーションや、それに近い状態になる。
コストインフレ
賃金・材料等の高騰によって発生する。原油価格の高騰によるインフレが典型的な例である。
構造インフレ
産業によって成長に格差がある場合に、生産性の低い産業の物価が高くなり発生する。これは、例えば効率の良い製造業で生産性が上がり賃金が上昇したとする。これに影響を受けてサービス業で生産性向上以上に賃金が上昇するとサービス料を上げざるを得なくなるため、インフレを招く。
輸出インフレ
輸出の増大により発生する。企業が製品を輸出に振り向けたことにより、国内市場向けの供給量が結果的に減って発生する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki