インドの仏教
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インドの仏教は、仏教の開祖の釈迦牟尼(ガウタマ・シッダールタ)がインド北部に生まれたことに始まるとされる。釈迦在世時代の仏教については、釈迦などを参照。


仏教
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目次

1 概要

2 インド仏教の特色

3 インド仏教の歴史

3.1 最初期

3.2 部派仏教

3.3 大乗仏教運動の興隆

3.4 密教の成立


4 インド社会との交流史

4.1 ヴェーダとの交渉

4.2 興隆期

4.3 没落期

4.4 その後の仏教徒の歴史

4.5 現在


5 脚注・出典

6 関連項目

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概要

インドは仏教発祥の地であるが、現代では、ほとんど消滅してしまった。13世紀初頭にイスラム教徒の軍がベンガル地方に侵攻し、仏教の拠点精舎を破壊・虐殺したことによって滅んだとも言われるが、その後も零細な集団としてインド仏教はかなりの期間にわたり存続しており、イスラム勢力の侵攻により完全には滅んだ訳ではなかった。なお、カシミールネパール、東ベンガルなどには、細々とながら現在まで存続している。近年には、スリランカから上座部仏教が逆輸入されたり、チベットからの難民受入れによるチベット仏教や、日本山妙法寺による布教、インドの大学に対して講師派遣など日本からの支援によって、2001年の国勢調査では仏教徒は800万人前後となっている。


インド仏教の特色

インドにおける仏教の特色は、きわめて認識論的な行法を外しては考えられない。この特徴は、他の地域に伝承され発展した仏教には見受けにくい。

さらに、修行によって得られた智慧が重要な問題として意識される。その流れは中観派瑜伽行唯識学派という大きな潮流を形成する。これはチベットにも伝播され、チベット仏教の基礎教学が形成されている。

智慧を主題とする方法論的流れは、部派仏教から大乗仏教に通じるものであったと見られる。そのため、相互の交流はほとんどないと思われるが、互いに補完しながら教学が形成されているように見える。インドの仏教の最終形態としてタントラ密教に至るが、これは仏教が西方に伝播される時に、その地域の考え方などから影響を受け、すべての事象を象徴化することによって体系化していったものと考えられる。

また、インドにおける仏教は、学派ごとに活動していたことに特色がある。この動きは南伝仏教などにも伝承されているようである。

しかし、中国日本ではまったく異なった形態をとっている。中国では学派というよりは、寺院ごとのまとまりが強く、いくつかの学派が一つの寺院に並存することがある。また、日本では個人の思想や教えによってグループが形成されている。


インド仏教の歴史

13世紀に衰退するまでの間は、各国の王族の援助によって隆盛衰退を繰りかえす。大きく分けると、
開教から教団分裂まで - 約100年間

部派仏教の成立 - 前3世紀ごろ

大乗仏教運動の興隆 - 前1世紀ごろ

密教の成立 - 7世紀ごろ

の4つに分けられる。

しかし、大乗仏教が成立しても、部派の教団は存続し教理の展開がある。また、密教の萌芽は大乗仏教に見られるし、中観派との密接な交渉は途切れることはない。つまり、それぞれは重層的に共存していたと考えられる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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