インターリーグ(Interleague Play)あるいはインターカンファレンス(Interconference)とは、アメリカの4大国技で異なるカンファレンス(リーグ)間で対戦する交流試合のこと。日本では転じてプロ野球のセントラル・リーグとパシフィック・リーグとの間での交流試合のことをいう。
目次
1 MLBにおけるインターリーグ
1.1 代表的な対戦
2 NFLのインターカンファレンス
3 日本のプロ野球におけるインターリーグ
3.1 セ・パ交流戦
3.1.1 概要
3.1.2 統一ルール
3.1.3 各年の優勝チーム・表彰選手一覧
3.1.4 過去の順位表
3.1.5 問題点
3.2 2軍交流戦
4 外部リンク
5 脚注
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アメリカでは、4大国技のうちアメリカンフットボール (NFL) 、バスケットボール (NBA) 、アイスホッケー (NHL) で違うカンファレンスと対戦するインターカンファレンスリーグを積極的に取り入れていたが唯一野球(MLB)ではそれが取り入れられていなかった。
しかし1994年9月 - 1995年4月の労使紛争による選手会主催のストライキでファンの野球離れが深刻になったことを背景に、交流試合(インターリーグ)を開催してほしいという要望が多く寄せられるようになった。それまでメジャーにおける異リーグ戦はオープン戦と両リーグの優勝チームが直接対決して全米一を争う「ワールドシリーズ」のみとなっており、原則としてシーズン中は同じリーグに所属するチームとの対戦のみとなっていた。またア・リーグ、ナ・リーグはそれぞれの文化も微妙に異なり、対抗意識も強かったことから公式戦レギュラーシーズン中のインターリーグ開催はこれまで困難とされた。
その後1997年に新規ファンの開拓を目指してアメリカン、ナショナル両リーグの東地区同士、中地区同士はどちらかのホームで3試合の計15試合、西地区同士のみホームとビジター各2回ずつ4試合計16回試合のインターリーグを実現。これで「サブウェイ・シリーズ」(ニューヨーク・ヤンキースvsニューヨーク・メッツ)や「ウィンディシティ・シリーズ」(シカゴ・カブスvsシカゴ・ホワイトソックス)、更には「フリーウェイ・シリーズ」(ロサンゼルス・ドジャースvsアナハイム・エンゼルス)「ベイブリッジ・シリーズ」(サンフランシスコ・ジャイアンツvsオークランド・アスレチックス)など、同じ都市や州を本拠地とするチームによる直接対決も実現し、これまでワールドシリーズでしか実現できなかった魅力ある好カードを提供しファンの共感を集めた。2001年からは同一地区との対戦以外にも違う地区との対戦(例:アメリカンリーグの東地区vsナショナルリーグの西地区など)も行われるようになった。
ただし、インターリーグは日本における交流戦と異なり、すべてのチームと対戦することはない。そのため、ひとつの球団が成績上位の相手とばかり試合を行うこともある(もちろん、逆のケースもある)。また、同一都市・地域の対戦カードは観客動員が期待出来るため、これらのカードはホームとビジターで計6試合行われることがほとんどである。2007年の対戦カードでは、下記「地域的なもの」に記載されているものの全てが、6試合ずつ行われている(オー・カナダ・ダービーは、現在行われていないので対象外)。したがって、1試合も組まれない対戦もあれば、6試合組まれる対戦もある。これには、上記のインターリーグ開催に至る経緯に伴い興行面での効果を最優先としていることと、アメリカン、ナショナル両リーグで球団数に差異があることも要因のひとつとして挙げられが、このような不均等な対戦方式に対して改善を求める意見[1]も少なからずある。
代表的な対戦
地域的なもの
サブウェイシリーズ - ニューヨーク・ヤンキース vs ニューヨーク・メッツ
ウィンディシティシリーズ(シータウンシリーズ、クロスタウンクラシック) - シカゴ・ホワイトソックス vs シカゴ・カブス
I-70シリーズ(ミズーリシリーズ)- カンザスシティ・ロイヤルズ vs セントルイス・カージナルス(Interstate70-州間高速道路70で隔てられているため)
ローンスターシリーズ - テキサス・レンジャーズ vs ヒューストン・アストロズ
ベイブリッジシリーズ - オークランド・アスレチックス vs サンフランシスコ・ジャイアンツ
フリーウェイシリーズ - ロサンゼルス・エンゼルス vs ロサンゼルス・ドジャース
オーカナダダービー(2004年まで) - トロント・ブルージェイズ vs モントリオール・エキスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)