イマーム(???? (im?m))とは、アラビア語で「指導者」、「模範となるべきもの」を意味する語である。通例は、イスラーム教においてムスリム(イスラーム教徒)の大小の宗教共同体を指導する統率者のことをイマームと呼ぶ。この語は、特にシーア派の系統に属する諸派(十二イマーム派、イスマーイール派、ザイド派など)において重要な意義をもつ。
イスラム教
教義と信仰
アッラーフ ? イスラーム
六信 ? 五行
タウヒード ? ジハード
モスク ? マドラサ
カアバ ? ハッジ
指導者
ムハンマド
ハディージャ ? アーイシャ
アブー=バクル
ウマル ? ウスマーン
アリー ? ファーティマ
預言者 ? カリフ
イマーム ? ウラマー
法と規範
クルアーン ? シャリーア
スンナ ? ハディース
歴史的展開と潮流
ウンマ ? ハワーリジュ派
スンナ派 ? シーア派
スーフィズム
ワッハーブ運動
イスラム主義
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イマーム ? マフディー
ガイバ ? タキーヤ
分派
カイサーン派 ? ザイド派
イスマーイール派
カルマト派
ムスタアリー派
ニザール派
十二イマーム派
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ドゥルーズ派
イマーム
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ムハンマド・バーキル
ザイド・イブン・アリー
ジャアファル・サーディク
ムーサー・カーズィム
イスマーイール
アリー・リダー
ムハンマド・ムンタザル
クルアーン(コーラン)においては、原義以上の意味での使われ方はしていない。
イマームのもっとも広い意味での用法は、イスラームの信徒にとって最重要の義務のひとつである礼拝を集団で行う際、信徒たちを指導する役を務める者を指す呼称である。この意味でのイマームは原則としては常任の役ではなく、金曜礼拝のようにモスクに人々が集まって集団礼拝を行うときのみ、集まった信徒たちの中からもっとも礼拝の模範として相応しいムスリムを選び出してイマームとすることになっている。金曜礼拝など集団で礼拝をすることが臨まれる宗教的に重要な日には、礼拝に先立ってフトバと呼ばれる説教をハティーブが行うが、ハティーブは多くの場合イマームが兼ねる。そのため、実際にはイスラームに関する教育を受け、イスラーム教の学問に通じたウラマーと呼ばれるような人々が特定のモスクのイマームを職務として務めることが多い。
転じて、人々の模範となるような学識のあるウラマーのこともイマームと呼ぶ。
イスラーム教の信徒たちの共同体をイスラム共同体(ウンマ)と言うが、ウンマの指導者は血統上の理由により預言者ムハンマドの従弟で娘婿であるアリーとその子孫のみが相応しいと考える人々がシーア派である。