界 :動物界 ⇒Animalia
門 :脊索動物門 ⇒Chordata
亜門 :脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱 :哺乳綱 ⇒Mammalia
目 :ネコ目(食肉目) ⇒Carnivora
亜目 :ネコ亜目(裂脚亜目) ⇒Fissipedia
科 :イヌ科 ⇒Canidae
亜科 :イヌ亜科 ⇒Canini
属 :イヌ属 ⇒Canis
種 :タイリクオオカミ ⇒C. lupus
亜種 :イエイヌ ⇒C. l. familiaris
学名
Canis lupus familiaris
( Canis familiaris )
和名
イエイヌ
英名
Dog(Domestic Dog)
イヌ(犬、狗)は、イヌ科の動物。ネコ目イヌ科イヌ属に分類される
目次
1 概要
2 生態的・形態的特徴
2.1 鳴き声
2.2 骨格
2.3 歯
2.4 消化器
2.5 腺
2.6 嗅覚
2.7 聴覚
2.8 視覚
2.9 出産と成長
2.10 寿命
2.11 分布
2.12 社会性
2.13 知能
3 イヌに与えてはいけない食べ物
4 イヌの起源
5 人間社会との関わり
6 イヌと歴史・文化
7 歴史に名を残したイヌ
8 障害犬
9 イヌの登場することわざ・故事成語
10 名前にイヌを持つもの
11 その他 イヌについて
12 関連項目
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学名は Canis lupus familiaris。イヌはリンネ(1758年)以来、伝統的に独立種 Canis familiaris とされてきたが、イヌをタイリクオオカミ (Canis lupus) の亜種の一つとする学説(1993年、 D.E.Wilson and D.A.M.Reeder)が、現在は受容されつつある。およそ3000万年前にイヌ科で最古の祖先へスペロキオンがミアキスから進化し、北アメリカ大陸で誕生した。それからおよそ2000万年前にユーラシア大陸に移動し、さらに進化して犬の祖先といわれるトマルクトゥスとなり、アジアからヨーロッパやアフリカに広まって進化後、再び北アメリカ大陸に戻ったと考えられている。
広義の「イヌ」(後述)と区別して「イエイヌ」(英名 Domestic Dog)とも言うが、これは伝統的な学名 C. familiaris (家族の-犬) に対応した呼称。
また、広義の「イヌ」は広くイヌ科に属する動物(イエイヌ、オオカミ、コヨーテ、ジャッカル、キツネ、タヌキ、ヤブイヌ、リカオンなど)の総称でもあるが、日本ではこちらの用法はあまり一般的ではなく、欧文翻訳の際、イヌ科動物を表す dogs や canine の訳語として当てられるときも「イヌ類」などとしてイエイヌと区別するのが普通である。以下では狭義のイヌ(ヤマイヌなどを除くイエイヌ)についてのみ解説する。
イエイヌは人間の手によって作り出された動物群である。最も古くに家畜化されたと考えられる動物であり、現在も、ネコ Felis silvestris catus と並んで代表的なペットまたはコンパニオンアニマルとして、広く飼育され、親しまれている。
野生化したものを野犬(やけん、のいぬ)といい、あたかも標準和名のように、カタカナで「ノイヌ」と表記されることも多いが、もちろん種や亜種としてイエイヌから区別されるわけではない。