イギリス連邦、または英連邦(The Commonwealth of Nationsまたは単にThe Commonwealth)は、イギリス帝国がその前身となって発足し、イギリスとその植民地であった独立の主権国家からなる、緩やかな連合(集合体・組織体)。
イギリス連邦
The Commonwealth of Nations
or
The Commonwealth旗
元首女王エリザベス2世
発足1931年12月11日
事務局長カマレシュ・シャルマ
(インド)
事務局
(本部)ロンドン
加盟国53カ国
総人口約17億人
(世界人口の30%)
共通語英語
連合歌女王陛下万歳
目次
1 概要
1.1 発足
1.2 独立主権国家連合
1.3 高等弁務官
1.4 連邦市民権
1.5 加盟希望国
1.6 共通語としての英語
1.7 英連邦首脳会議
1.8 コモンウェルスゲームズ
2 加盟国の一覧
2.1 ヨーロッパ
2.2 北アメリカ
2.3 南アメリカ
2.4 アフリカ
2.5 アジア
2.6 オセアニア
3 非加盟国
3.1 元加盟国
3.2 かつてイギリスの支配下にあった非加盟国および地域
4 関連項目
5 参照元
6 外部リンク
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もともとの名称はブリティッシュ・コモンウェルス (the British Commonwealth) 、つまり日本語訳でそのまま「イギリス連邦」であった。現在でもこのように呼ぶのは日本人に限らず多いが、1949年以降はコモンウェルス・オヴ・ネイションズ (Commonwealth of Nations) が正式名称となっている。イギリスで単にコモンウェルスと表記し、頭文字が大文字ならば一般的にはこのイギリス連邦を指すことが多い。
1931年、イギリス議会におけるウェストミンスター憲章 (Statute of Westminster) において、イギリス国王に対する共通の忠誠によって結ばれた、それぞれが主権をもつ対等な独立国家の自由な連合体と定義され、イギリス、アイルランド自由国(のちに脱退)、カナダ、ニューファンドランド(のちにカナダの1州となる)、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ連邦をメンバーとして発足した。
1971年に、「民族の共通の利益の中で、また国際的な理解と世界平和の促進の中で、協議し、協力する自発的な独立の主権国の組織である(コモンウェルス原則の宣言前文)」と再定義され、ゆるやかな独立主権国家の連合となった(連邦国家ではない)。
加盟国同士では、通常の国対国のように特命全権大使を交換せず、「高等弁務官 (High Commissioner)」を外交使節長としている。
イギリスは加盟国国民に国政および地方選挙における選挙権および被選挙権を認めている。また加盟国国民には査証発給(免除)やワーキング・ホリデーに関する優遇措置がある。これらの特典は連邦市民権(Commonwealth Citizenship)と称される。ただし連邦市民権は互恵的なものではなく、加盟国国民に対する待遇は加盟国によってまちまちである。
イエメン、パレスチナ自治政府(旧イスラエル自治領ガザ地帯)、ルワンダ(旧ベルギー領、現在では英語も公用語の一つになっている)などの国や地域が、加盟を要望している。