アーサー王伝説
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アーサー王像

アーサー王物語(またはアーサー王伝説)とは中世の騎士道物語の一つ。

ヨーロッパの伝説の中でも最大級の伝説ともいわれ、今日ではヨーロッパだけでなく世界各地で知られている伝説である。アーサー王自身の説話を中心として、円卓の騎士聖杯伝説・宮廷愛など数々の派生した話に彩られている。
目次

1 概要

2 あらすじ

3 主要登場人物

4 関連映像作品

5 関連項目

6 日本語で読める文献

7 外部リンク

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概要

アーサー王伝説は、1136年頃ウェールズ人ジェフリー・オブ・モンマス(Geoffrey of Monmouth)が書いた『ブリテン列王伝』Historia Regum Britanniae でまとまった形となったが、ここではまだ円卓の騎士や聖杯は登場しない。その後、クレティアン・ド・トロワなどフランスなどの吟遊詩人によって歌われ、さまざまな異本が作られる中でエピソードが付加されていった。特にクレティアン・ド・トロワは聖杯ランスロットなどの登場人物、グィネヴィアとランスロットの禁断の恋などの要素をアーサー王伝説に導入した。ウェールズ出身の騎士トマス・マロリーの書いた『アーサー王の死』(1470年)が伝説の集大成的な内容になっており、印刷・出版されて広く読まれた。

現在、一般によく読まれているのはトマス・ブルフィンチ(Thomas Bulfinch,1796-1867年)が整理してまとめたものである。イギリスのホワイトやローズマリ・サトクリフ、アメリカのマリオン・ジマー・ブラッドリーが、オリジナルを加えて書き下ろしたものも評価が高い。その他、ファンタジー文学の分野でしばしば着想の元として使われている。

1136年にはウェールズ人ジェフリー・オヴ・モンマスの書いた『ブリテン列王記』が初めてアーサーの全生涯を詳しく述べているが、これはすでに著者の空想が多くの部分を占めている。 アーサー王物語はその配下の12人の円卓の騎士たちの物語とともに語り継がれ、多くのバリエーションを持つが、次第に理想のキリスト教君主として描かれるようになっていく。ロマン主義の時代にも作品のモチーフとして非常に好まれ、現代でもしばしば映画の題材となっている。物語の細部化に伴い、円卓の騎士の数も次第に増加していった。またアーサー王伝説は、聖杯伝説などとも結びついていく。

それらの伝説の中でアーサーは、「これを引き抜いた者は王となるだろう」と書かれた台座(もしくは大理石・石、と記述されているものもある)に刺さっていた剣を引き抜き、魔法使いマーリンの助けで名君に成長していく。そして王都キャメロットを拠点に巨人退治やローマ遠征など様々な冒険を重ねるが、最期は不義の子モルドレッド(モードレッド)との戦いで深手を負い、湖の水面から現れた手に聖剣エクスカリバーを返して小船で去る。アヴァロンの島へ傷を癒しに行ったのだといわれる。

古い時代のアーサー王伝説はアーサーを主人公とした上述した物語であったが、クレティアン・ド・トロワらによって騎士道物語聖杯伝説が添加されていくなかアーサーは背景へと退き、むしろ彼の家来である円卓の騎士(特に湖の騎士ランスロット)が主役の物語へと変化していく。

主として中世独仏で製作された各種ロマンスを、15世紀イギリスの騎士トマス・マロリーが『アーサー王の死』という散文ロマンス大作にまとめ上げた。この作品はイギリス最初の出版業者ウィリアム・キャクストンの手になる印刷本と、1934年に発見された中世写本(ウィンチェスター写本)により伝えられ、現代におけるアーサー王伝説理解に大きな影響を与えている。



あらすじ

物語は大きく四つの部分に分ける事ができる。

アーサーがコーンウォールの王になるまでの物語。

円卓の騎士ランスロットがアーサーの妻グィネヴィアの危機を救う牧歌的な騎士道物語。(ランスロットとグィネヴィアは恋愛関係にある)。

聖杯探索。「最後の晩餐」で使われた聖杯を円卓の騎士達が探す物語。

ランスロットとグィネヴィアの関係発覚に端を発する円卓の騎士同士の内戦「最後の戦い」。

こうしたものを基礎にファンタジーに創作されたものも数多くある。ローズマリ・サトクリフ、テレンス・ハンベリー・ホワイトやマリオン・ジマー・ブラッドリーのものが有名である。


主要登場人物
アーサー・ペンドラゴン
ブリテンの王。
マーリン
魔術師。
グィネヴィア(グウィネヴィア、ギネビアとも)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki