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アレルギー(独 Allergie)とは、免疫反応が、特定の抗原に対して過剰に起こることをいう。免疫反応は、外来の異物(抗原)を排除するために働く、生体にとって不可欠な生理機能である。
アレルギーが起こる原因は不明であるが、抗原に対する過剰な曝露、遺伝などが原因として考えられている。
アレルギーを引き起こす環境由来抗原を特にアレルゲンと呼ぶ。
最近では先進国で患者が急増している。
目次
1 アレルギー疾患と自己免疫疾患
2 分類
2.1 I型アレルギー
2.2 II型アレルギー
2.3 III型アレルギー
2.4 IV型アレルギー
2.5 V型アレルギー
3 各種アレルギーの代表的疾患
3.1 I型アレルギー
3.2 II型アレルギー
3.3 III型アレルギー
3.4 IV型アレルギー
3.5 V型アレルギー
4 派生
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自己免疫疾患はアレルギーと異なり、自己の持つ抗原に対して免疫反応が起こる疾患である。内因性のアレルゲンによるアレルギー反応が病態となっている点が異なるが、その機序は同一である。
アレルギー疾患
外部からの抗原に対し、免疫反応が起こる疾患。ただしその抗原は通常生活で曝露される量では無害であることが多く(たとえば春先の花粉そのものが毒性を持っているわけではない)、不必要に不快な結果をもたらす免疫応答が起こっているといえる。 アレルギー性疾患とも言う。
自己免疫疾患
自己の体を構成する物質を抗原として、免疫反応が起こる疾患。特定の臓器や部位の障害、炎症をもたらしたり、全身性の症状を呈する場合がある。
アレルギー疾患の例
アトピー性皮膚炎
アレルギー性鼻炎(花粉症)
アレルギー性結膜炎
アレルギー性胃腸炎
気管支喘息、小児喘息
食物アレルギー
薬物アレルギー
蕁麻疹
自己免疫疾患の例
関節リウマチ
膠原病
円形脱毛症
アレルギーは、その発生機序により大きく I から V 型に分類される。
IgEというタイプの免疫グロブリンが肥満細胞(マスト細胞)や好塩基球という白血球に結合し、そこに抗原が結合するとこれらの細胞がヒスタミン、セロトニンなどの生理活性物質を放出する。それにより、血管の拡張・透過性亢進などが起こり、浮腫、掻痒などの症状があらわれる。この反応は抗原が体内に入るとすぐに生じ、即時型過敏と呼ばれる。アレルギー性鼻炎、気管支喘息、蕁麻疹等。反応が激しく、全身に起こる場合には急速に血圧が低下するショックを来すこともある。これを、アナフィラキシーショックという。また、この種のアレルギー症状は、10分前後で現れてくる。
IgGというタイプの免疫グロブリンが、抗原を有する自己の細胞に結合し、それを認識した白血球が細胞を破壊する反応である。代表的にはB型肝炎やC型肝炎などのウイルス性肝炎が挙げられる。ウイルスを体内から除去しようとする結果、肝細胞が破壊されるため症状を来している。ペニシリンアレルギーも、II型アレルギーの一種である。この種のアレルギーの有無は、Coombs試験などの検査によって調べる。
免疫反応により、抗原・抗体・補体などが互いに結合した免疫複合体が形成される。