アルファ線
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手前から奥に向かう磁場の中では、正の電荷を持つアルファ粒子は図のように回転運動する

ローレンツ力および フレミング左手の法則も参照ベータ線の実態である電子ガンマ線と異なり、ヘリウム4の原子核であるアルファ粒子は一枚の紙すら通過できない。原子核がアルファ崩壊してアルファ粒子を放出している

アルファ粒子は、陽子2個と中性子2個から成るヘリウム(ヘリウム4)の原子核放射線の一種であるアルファ線は、アルファ粒子の流れである。


概要

アルファ粒子は不安定核アルファ崩壊にともなって放出される。+2の電荷を帯びており、ローレンツ力によって電場磁場で屈曲される。電離作用が強いので透過力は小さく、紙や数mmの空気で止められる。しかし、その電離作用の強さのため、アルファ線を出す物質を体内に取り込んだ場合の内部被曝には十分注意しなければならない。

アルファ粒子を観測するには、電離作用が利用される場合が多く、古典的には帯電した箔検電器ガイガーカウンター霧箱などが利用されたが、近年はシンチレーション検出器などが利用される場合が多い。


用途

アルファ粒子は蛍光物質を励起するので、ごく微量のアルファ線源を添加した蛍光物質は夜光塗料として利用される場合もある。

また、アルファ粒子のイオン化作用を利用するために、分析化学機器の検出器にアルファ線源を利用するものも多い。キャンプ用のランタンに微量のトリウムを含有させて、イオン化により炎を安定化させる利用法もある。


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カテゴリ: 放射線

更新日時:2008年7月6日(日)17:13
取得日時:2008/07/19 21:45


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