アルヒ
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アルヒ(あるひ・архи)とは、モンゴル製のウォッカを指す。「」を表す普通名詞である。38度が多い。モンゴリアン・ウォッカとも呼ばれる。アルヒ(ツァガーン・アルヒ)正規品にはキャップに封緘紙が貼られている
目次

1 2つのアルヒ

2 飲むに当たっての作法

3 粗悪品への注意

4 その他

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2つのアルヒ

アルヒはその原材料により、2種類に大別できる。 ひとつは家畜由来のアルヒでシミン・アルヒと呼ばれ、もうひとつは穀物由来のアルヒでツァガーン・アルヒと呼ばれるものである。
シミン・アルヒ
地方の遊牧民が、もっぱら自家用に作っていたものである。大量の原料乳が必要なのは当然として、蒸留のために大量の燃料(家畜の糞。モンゴルでは木材が手に入りにくいため、めったに燃やさない)を必要とする。そのため収量も少なく稀少品の範疇に入る。観光客が口にできる機会は殆ど無かったが、近年、企業ベースでの醸造、販売が始まった。
ツァガーン・アルヒ
当時のソビエト(ロシア)から輸入されるウォッカに対抗して、モンゴル国内で製造されるようになったアルヒ。ツァガーンは「白」を意味する。地方の町や首都ではごく普通に購入出来る。単に「アルヒ」と言う場合は、このツァガーン・アルヒのことを指す。


飲むに当たっての作法

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粗悪品への注意

モンゴル国内の食料品店で普通に購入できるが、1000トゥグリク前後の異常に安い物には注意を要する。個人が無許可で製造した製品である可能性があり、成分が不明である上に品質保証もない。このようなアルヒを長期にわたり大量に飲むと肝臓に不可逆なダメージを引き起こす可能性がある。粗悪品の例を挙げると、アクリル樹脂製のコップに注ぐと、そのコップにヒビが入るほどである。ウランバートルなどの都市で見かける酔っ払いが実際の年齢よりも老けて見えるのは、粗悪品アルヒの常用による肝臓疾患のためとも言われている。贈収賄が当たり前と言われるモンゴル警察も、粗悪品アルヒの取り締りに関しては熱心で、販売していた食料品店の店主が逮捕されることもあるため、顔馴染みの客にしか売らないこともある。


ドルショップや空港の売店で売られているもの、АПУ(アポ。国営会社)ブランドのもの、日本国内に輸入されているものにはキャップに封緘紙が貼ってあり(政府公認の証)、安心して購入できる。


その他

現地でアルヒを飲む際には、日本で飲むときよりも少なめにすることを勧める。モンゴルは標高1500メートル前後の高原地帯にあり、平地で飲むときよりも酔いが速く回るためである。限度が近いと感じたら、指をアルヒの入ったコップに漬け、その指を額に当てれば無理に勧められることはない。現地の人の前で、醜態を晒すことのないようにしたい。 カテゴリ: ウォッカベースのカクテル | 蒸留酒 | モンゴルの食文化

更新日時:2008年7月4日(金)20:13
取得日時:2008/08/19 01:35


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki