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アメリカ海兵隊(アメリカかいへいたい、英語表記:United States Marine Corps。略称:USMC、通称:Marines )は沿岸警備隊を含めたアメリカ軍を構成する5軍では2番目に小さく、最高指揮官を統合参謀本部の構成員として送り込んでいる4軍の中では最も小さい組織である。2007年11月の時点で186,300人の現役将兵と40,000人の予備役を擁している。 Marine Corpsは「マリーン・コーア」と読まれ、psは発音されない。「ア」にあたる部分が曖昧で、「マリーン・コー」となる場合もある。アメリカ海兵隊紋章
目次
1 概要
2 海兵隊総司令官
3 モットー
4 沿革
4.1 創設期
4.2 海賊退治、米墨戦争、第一次世界大戦
4.3 第二次世界大戦
4.4 第二次世界大戦以後
5 階級
6 昇進と除隊
6.1 昇進
6.2 除隊
7 基地
8 部隊
9 主な装備
10 登場作品
11 アメリカ海兵隊出身の有名人
12 註
13 関連項目
14 外部リンク
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アメリカ海兵隊は、アメリカ合衆国の法律の規定に基づき、海外での武力行使を前提とし、アメリカ合衆国の権益を維持・確保するための緊急展開部隊として行動する。また、必要に応じて水陸両用作戦(上陸作戦)を始めとする軍事作戦を遂行することを目的とする。本土の防衛が任務に含まれない外征専門部隊であることから「殴り込み部隊」とも揶揄される。
特徴として、陸海空の全領域において作戦行動ができる点が挙げられる。独自の航空部隊を保有することで空での軍事行動が可能であり、しかも配備されている航空機は、艦載機として運用できる仕様になっていることから、海上に海軍の空母や強襲揚陸艦などの航空機運用プラットフォームさえあれば、さらに活動範囲を広げることができる。陸上においては任務の性格上、地上戦の装備は充実しており、例えば陸軍と同様の戦車を多数配備している。さらには戦闘艦艇こそ無いものの、独自の物資輸送船を多数保有している。これらの特徴は陸海空軍と比較しても際立っている。
出撃には議会の承認を必要とせず、大統領命令のみで行動可能である。
軍政面では海軍省の部局であるため装備の調達などは海軍省が行うが、軍令面では、海軍から独立している。しかし、両者は緊密な関係を保っており、その様子は、海軍の強襲揚陸艦にて海軍将兵らと共に勤務している海兵隊将兵らの姿からも窺い知ることができる。
海兵隊総司令官はアメリカ海兵隊の中で最高位の軍人であって、統合参謀本部の一員でもあり、海軍長官(文官)に直属の海軍作戦部長(海軍軍人最高位)と同格の職位である。
内部に海兵隊総司令官より先任の同じ階級の者がいたとしても、官職としての海兵隊総司令官は海兵隊の最高指揮官である。統合参謀本部議長ピーター・ペース海兵隊大将と欧州軍司令官ジェームズ・ローガン・ジョーンズ海兵隊大将は海兵隊総司令官に匹敵する地位であるが、指揮系統上、海兵隊総司令官はこの二人に報告する義務はない。
総司令官は海兵隊をいつでもすぐに戦えるような状態に保つ責任があるが、直接前線の指揮官として従軍することはない。しかし、同職は海兵隊の象徴であり、部隊の統率者であるので崇高なる尊厳を海兵隊の中で保つ事になる。
2008年現在の海兵隊総司令官はジェイムズ・テリー・コンウェイ大将である。
標語は、ラテン語の"Semper fidelis"。英語ではAlways faithfulになり、直訳すれば常に忠誠をである。通常口語体では Semper Fi! (センパーファーイ)と言う。この標語は、紋章のスクロールにも記されている。
もう一つ有名なものに"The Few, The Proud."もある。意訳すれば誇り高き少数精鋭。この言葉は海兵隊の特徴を端的に表しているものとも言える。
また、Once a Marine, Always a Marine.(一度なったら、常に海兵)といわれており、「一度海兵隊に入隊したなら、退隊しようとも一生「海兵隊員」としての「誇り」を失わず、アメリカ国民の模範たれ」とされている。