アメリカ海兵隊総司令官(-かいへいたいそうしれいかん、 Commandant of the United States Marine Corps)は、アメリカ海兵隊において軍人が任命される最高位の職位である。
この職は、海軍長官(文官)の直属で、海軍作戦部長(海軍軍人最高位)と同格であり、アメリカ海兵隊の創設以来、その名を変えていない伝統ある職でもある。
また、この職に大将が充てられるようになったのは、1945年3月21日に議会が承認した海兵隊総司令官は大将が務めることとする法令によって、1945年4月4日、当時の第18代海兵隊総司令官アレクサンダー・A・ヴァンデグリフト中将が大将に昇進してからであり、創設から1890年頃までの海兵隊総司令官は、主に佐官が任命されていた。
現在の海兵隊総司令官は、ジェームズ・T・コンウェイ大将(第34代)である。
目次
1 海兵隊総司令官の職務
2 歴代海兵隊総司令官
3 関連項目
4 外部リンク
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海兵隊総司令官の主な職務は、アメリカ海兵隊の最高指揮官かつ最高責任者として組織を統率し、戦備を整える責任を負い、その象徴として崇高なる尊厳を保つことである。
また、現在の海兵隊総司令官は、統合参謀本部の構成員でもあり、大統領に助言する責任も負っている。
初期の海兵隊総司令官は、直接作戦の指揮に当たることもあったが、統合参謀本部が創設され、その構成員として大統領に助言する責任を負うようになってからは、統合参謀本部の構成員である他の参謀総長や作戦部長と同じく、作戦上の指揮権を有しなくなり、直接作戦の指揮に当たることはなくなった。
なお、内部に海兵隊総司令官より現役の先任者がいたとしても、海兵隊総司令官がアメリカ海兵隊の最高指揮官であり、最高責任者である。
氏名任命時階級任命退任
初代サミュエル・ニコラス[1]大尉[2]1775年11月28日1783年8月27日
第2代ウィリアム・W・バローズ少佐[3]1798年7月12日1804年3月6日
第3代フランクリン・ウォートン中佐1804年3月7日1818年9月1日
職務代理アーチボルド・ヘンダーソン中佐1818年9月16日1819年3月2日
第4代アンソニー・ゲール中佐1819年3月3日1820年10月16日
第5代アーチボルド・ヘンダーソン大佐1820年10月17日1859年1月6日
第6代ジョン・ハリス大佐1859年1月7日1864年3月12日
第7代ジェイコブ・ゼイリン准将1864年6月10日1876年10月31日
第8代チャールズ・G・マコーリー大佐1876年11月1日1891年1月29日
第9代チャールズ・ヘイウッド少将1891年1月30日1903年10月2日
第10代ジョージ・F・エリオット少将1903年10月3日1910年11月30日
第11代ウィリアム・P・ビドル少将1911年2月3日1914年2月24日
第12代ジョージ・バーネット少将1914年2月25日1920年6月30日
第13代ジョン・A・レジューン少将1920年7月1日1929年3月4日
第14代ウェンデル・C・ネビル少将1929年3月5日1930年7月8日
第15代ベン・H・フラー少将1930年7月9日1934年2月28日
第16代ジョン・H・ラッセル・Jr少将1934年3月1日1936年11月30日