アメリカ合衆国憲法(アメリカがっしゅうこくけんぽう、Constitution of the United States)は、アメリカ合衆国の憲法典である。アメリカ合衆国憲法への署名(Howard Chandler Christy・画)アメリカ合衆国憲法の原本(1ページ目)
1788年に発効した世界最古の成文憲法で、原法典は「1787年アメリカ合衆国憲法」とも呼ばれる。
アメリカ合衆国は、連邦制を構成する各州がそれぞれ独自の憲法を有するが、ここでは、連邦憲法としての合衆国憲法について記述する。
目次
1 沿革
1.1 連合規約での行き詰まり
1.2 憲法制定会議の動き
1.3 批准
1.4 アメリカ合衆国憲法の思想的背景
1.5 権利章典の背景
2 構成
3 内容
3.1 前文(Preamble)
3.2 第1条(Article I)
3.3 第2条(Article II)
3.4 第3条(Article III)
3.5 第4条(Article IV)
3.6 第5条(Article V)
3.6.1 憲法修正の規定について
3.7 第6条(Article VI)
3.8 第7条(Article VII)
3.9 署名(Signatures)
4 修正条項
4.1 修正第1条-第10条 権利章典
4.2 その後の修正条項(第11条-第27条)
4.3 批准されていない修正案
5 特徴
5.1 主権の排除
5.2 厳格な三権分立
5.3 連邦政府の権限拡大
5.4 司法裁判所による違憲審査制
5.4.1 連邦最高裁による著名な判例
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
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1776年、各植民地代表者による大陸会議が、独立宣言を発し、共和政体を採用する13の邦が誕生した。これらがいわゆる独立時の13州となる。13の邦は、連合規約を結んで地方分権的性格の強い緩やかな連合組織である諸邦連合を作った。この諸邦連合は、中央政府である連合会議に課税権・通商規制権限・常備軍保持が認められず、極めて弱体であったため、財政は行き詰まり、治安の混乱にも対処できなかった。
1786年9月、5つの州の委員がアナポリスで集まり、連合規約の改定に就いて話し合った。この委員達は連邦政府を改善するためにフィラデルフィアで会議を開くこととし、各邦の代表に招集を掛けた。連合会議での議論の後で、1787年2月21日に連合規約の改定の計画に承認を与えた[1]。