アメリカ合衆国大統領(アメリカがっしゅうこくだいとうりょう、英:President of the United States, POTUS)は、アメリカ合衆国の国家元首であり行政府の長である。
目次
1 概説
2 権限
2.1 執行権
2.2 立法権
2.3 指揮権
3 日常
4 大統領権限継承順位
5 歴代の大統領
6 注釈
7 関連項目
8 外部リンク
9 参考資料
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概説五人の「ミスター・プレジデント」
左から、ジェラルド・フォード、リチャード・ニクソン、ジョージ・ブッシュ(当時現職)、ロナルド・レーガン、ジミー・カーター。1991年。
アメリカ大統領は、アメリカ合衆国憲法第2条第1節の規定により、4年に1度国民の投票によって選出される。修正第22条の規定により、2度を超えて選出されることは認められていない(三選禁止)。大統領選挙は形式的には間接選挙であり、選挙人団によって大統領および副大統領はペアで選出される選挙制度となっている。ただし、一般有権者は正副大統領候補者に投票するため、事実上直接選挙の性格も併せ持つ。
大統領選挙の被選挙権は35歳以上でかつ合衆国内への在留期間が14年以上で、出生によるアメリカ合衆国市民権保持者(合衆国市民の両親が海外で出産した子は対象となる)、または「制憲当時に合衆国市民であった者」。伝統的に白人でプロテスタントの男性が大統領に選出されてきたが、1960年にはカトリックであるケネディが当選した。過去において有色人種や女性は二大政党の大統領候補予備選挙に出馬することはあっても候補者指名を得るには到らなかったが、現在のところ2008年民主党大統領予備選挙の最有力候補の二人は白人女性と黒人男性である。
大統領の呼びかけの呼称(日本で言う「総理」)は「ミスター・プレジデント」(Mr. President)[2]、略呼称は「サー」(Sir) で、大統領が女性の場合はこれが「マダム・プレジデント」(Madam President)、「マァム」(Ma’am) となる。アメリカでは退任した大統領も儀礼上は生涯大統領として接遇されるため、存命する元大統領も「ミスター・プレジデント」と呼ばれる[3]。
権限ジョージ・ワシントン
初代大統領。死後二世紀を経た今日でもワシントンに対する畏敬の念は衰えず、アメリカでは首都ワシントンD.C.やワシントン州をはじめ、多くの地名や学校名などにその名を残している。
執行権
独立命令である大統領令 ( ⇒Executive order) の発令。大統領令は議会の立法権に干渉してはならないとされるが、行政権の下にある連邦政府や軍に対する直接命令の他、奴隷解放宣言や日系人強制収容命令のような、自国民の重大な人権に直接関わるものも存在する。
判事、大使、各省長官をはじめとする全ての連邦公務員(ただし合衆国憲法または連邦法が特に定めたものを除く)の指名権。ただし上院の承認が必要。
上院休会中に生じた欠員に対して次回の上院の会期満了日を任期として休会任命をする権利。
全ての連邦公務員の任命権。
各省長官の罷免権。
条約の締結権。ただし上院の3分の2以上の賛成による承認が必要。
各省長官から意見を求める権利