アメリカ合衆国副大統領(アメリカがっしゅうこくふくだいとうりょう、英:Vice President of the United States, VPOTUS, VP, Veep)はアメリカ合衆国の副大統領である。生まれながらにしての合衆国市民であり、通算14年以上合衆国に居住する、35歳以上の者に副大統領としての資格がある。
目次
1 職務
2 位置付け
3 選出方法
4 大統領任期の憲法上の隙間
5 歴代副大統領一覧
6 各種記録
6.1 大統領に昇格した副大統領
6.2 大統領権限を一時的に委譲された副大統領
6.3 在任中死去した副大統領
6.4 辞任した副大統領
6.5 在任中に次期大統領選に当選した副大統領
6.6 退任後間をおいて大統領選に当選した元副大統領
6.7 大統領指名により就任した副大統領
6.8 二人の大統領の下での副大統領
6.9 事実上更迭された副大統領
6.10 在任が最長の副大統領
6.11 在任が最短の副大統領
6.12 最年長の副大統領
6.13 最年少の副大統領
6.14 在任中に人を銃撃した副大統領
6.15 ノーベル平和賞を受賞した副大統領
6.16 存命の元副大統領
7 注釈
8 関連項目
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アメリカ合衆国副大統領は、アメリカ合衆国の行政府を代表する第二位の官職である。
大統領が死去・辞任・免職などにより不在となった場合は、副大統領が大統領に昇格する[1]。事故・病気などにより大統領が一時的に職務遂行不能になった場合は、副大統領が臨時に大統領権限を代行する。
副大統領はまた上院議長を兼務し、可否同数の場合のみ均衡を破る一票 (議長決裁票、tie breaking votes) を投じる。ただし副大統領は上院議員ではないので、実際に上院本会議場に赴いて議事進行を司ったり採決に加わったりすることは一切ない[2]。今日では大統領の一般教書演説などが行なわれる上下両院合同本会議が開かれるときのみ、下院本会議場で下院議長と共に共同議長を務めるのが唯一の「議長」としての役目となっている。
かつて副大統領職は、初代副大統領のジョン・アダムズが「人類の作った最も不要な職」と嘆いたほどの閑職だった。政府の政策への関与は小さく、ハリー・トルーマン副大統領は1945年の大統領昇格時に初めて自国の原爆開発プロジェクトの存在を知らされたほどだった。大統領補佐官たちのオフィスがホワイトハウスのウエストウイングにある大統領執務室と同棟に設けられているのに対し、副大統領府はウエストウイングから小道をはさんだ別棟のアイゼンハワー行政府ビルに設けられているのは象徴的である。