アメリカ中央情報局(あめりか ちゅうおう じょうほうきょく、Central Intelligence Agency, CIA)は、アメリカ合衆国の諜報機関。国家情報長官によって統括されるインテリジェンス・コミュニティーの中核組織のひとつであり、アメリカ合衆国の国策遂行のために、情報収集・対外工作を行う機関である。通称“カンパニー”ともよばれる。ほかに所在地から取った通称であるラングレーという通称のほか、エージェンシーという通称もある。
目次
1 概要
2 沿革
3 組織
4 長官
4.1 歴代長官
5 特記
6 CIAが主導ないし関与したとされる作戦・事件
7 有名なCIA局員 (長官を除く)
8 CIAを取り扱ったフィクション
8.1 小説
8.2 映画
8.3 テレビドラマ
8.4 漫画
8.5 アニメ
8.6 ゲーム
9 関連項目
10 注記・参考資料
11 外部リンク
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反米的な政権に対するクーデターの支援、外国の親米政党に対する秘密援助など、連邦政府・国務省が公的には出来ない“裏稼業”に関わる事から、「第二のアメリカ政府」、「見えない政府(invisible government)」、「クーメーカー(クーデターメーカー)」とあだ名される。敵指導者の暗殺や情報操作、プロパガンダ、民衆扇動などにも関わっていると考えられている。ホワイトハウス(大統領府)直轄で、米軍からは独立している。
CIAは、アメリカの覇権の維持拡大を最終目的として、政権中枢と反政府勢力の双方に介入接触して政策決定をコントロールする分割統治方式を得意とする。反社会集団の活用も辞さない。アメリカが攻撃対象とできる反米集団をあえて育成して、軍事介入ないし戦争のきっかけを長期間かけて仕込む方式も好んで用いる。
政治家、官僚、軍人から、会社員、芸能人、ジャーナリスト、NPO活動家、宗教団体、留学生、芸術家、無職者に至るまで広範な職業に偽装させて、また非アメリカ国籍者も組み込んでエージェントを全世界に配置している。末端のエージェントや職員は自分の活動の目的となる作戦の全容を開示されていない、もしくは虚偽の説明を受けていることも多い。
徹底した秘密主義、度々暴露されるいくつかの悪事から、いかにも怪しい組織といった印象が全世界的に強いため、数々の功績があるにも拘らず、尊敬の対象というよりむしろ疑念の対象として見られることも多い。イランや北朝鮮など反米国家においては、逆にテロ組織に指定されている。
イスラエルのモサド、イギリスのMI6との共同作戦もある。また、アメリカ オーストラリア カナダ ニュージーランド、イギリスの諜報機関は、アングロ・サクソン連合として横の連携がある。
シンクタンク外交問題評議会(CFR)との関係が強い。 したがって実質的にはアメリカ政府自体よりもアメリカ資本とそのエリートの利権のために機能していると言われる。
第二次世界大戦中のOSS(Office of Strategic Service―戦略事務局)がCIG(Central Intelligence Group―中央情報グループ)とOPC(Office of Political Cordination―政策調整局)を経て1947年国家安全保障法により改組。アメリカ合衆国の外交政策・国防政策の決定に必要な諜報・謀略活動(ヒューミント)を行い膨大な予算と権限を与えられているが、その活動の詳細は明らかにされておらず、アメリカ国民にとって一般に知られる訳にはいかない機密の保持、または証拠物件等を抹消する任務を帯びた組織であると説明される事が多い。また、第二次世界大戦終了後、アレン・ダレスはドイツから数千人ものナチス出身者を招聘(連行)して、CIAの作戦能力を強化させたと言われている。