アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される分泌蛋白である。血中濃度は一般的なホルモンに比べて桁違いに多く、ug/mlオーダーに達する。作用としては、肝臓のAMPKを活性化させることによるインスリン感受性の亢進、動脈硬化抑制、抗炎症、心筋肥大抑制など、多彩である。受容体にはAdipoR1、AdipoR2、T-Cadherinなどが報告されているが、同定後間がなく、これらがアディポネクチンの生理機能を説明するかに対してはまだ結論が出ていない。
血中アディポネクチン濃度は内臓脂肪量に逆相関する。そのメカニズムは不明な点が多いが、一部は肥満脂肪組織で増加するTNFαなどによるものと考えられている。
関連項目
メタボリックシンドローム
外部リンク
⇒「アディポネクチンが肥満の鍵
⇒「動脈硬化の鍵・アディポネクチン」知っ得納得
⇒「心臓病は防げる!」ためしてガッテン(NHK)
[ ⇒http://www.med.or.jp/jams/symposium/kiroku/128/pdf/128034.pdf 「アディポネクチンと糖尿病・心血管病の分子メカニズ
ム」 門脇孝、山内敏正、窪田直人]
表・話・編・歴内分泌器:ホルモン(ペプチドホルモン、ステロイドホルモン)
視床下部-脳下垂体視床下部:TRH - CRH - GnRH - GHRH - ソマトスタチン - ドーパミン - 脳下垂体後葉:バソプレッシン - オキシトシン - 脳下垂体前葉:αサブユニット糖タンパク質ホルモン(FSH - LH - TSH) - GH - PRL - POMC(ACTH - MSH - エンドルフィン - リポトロピン)
副腎副腎髄質:副腎髄質ホルモン(アドレナリン - ノルアドレナリン) - 副腎皮質:副腎皮質ホルモン(アルドステロン - コルチゾール - DHEA)
甲状腺甲状腺:T3 - T4 - カルシトニン - 副甲状腺:PTH
生殖腺精巣:テストステロン - AMH - インヒビン - 卵巣:エストラジオール - プロゲステロン - インヒビン/アクチビン - リラキシン(妊娠時)
その他の内分泌器膵臓:グルカゴン - インスリン - ソマトスタチン - 松果体:メラトニン
内分泌器でない器官胎盤:hCG - HPL - エストロゲン - プロゲステロン - 腎臓:レニン - EPO - カルシトリオール - プロスタグランジン - 心臓:ANP - BNP - 胃:ガストリン - グレリン - 十二指腸:CCK - GIP - セクレチン - モチリン - VIP - 回腸:エンテログルカゴン - 脂肪組織:レプチン - アディポネクチン - レジスチン - 胸腺:チモシン - チモポイエチン - 肝臓:IGFs(IGF-1 - IGF-2)
誘導タンパク質NGF - BDNF - NT-3