アッラーフ
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イスラム教
教義と信仰

アッラーフ ? イスラーム
六信 ? 五行
タウヒード ? ジハード
モスク ? マドラサ 
カアバ ? ハッジ

指導者

ムハンマド
ハディージャ ? アーイシャ
アブー=バクル
ウマル ? ウスマーン
アリー ? ファーティマ
預言者 ? カリフ
イマーム ? ウラマー
法と規範

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スンナ ? ハディース
歴史的展開と潮流

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スンナ派 ? シーア派
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イスラーム用語一覧
Category:イスラム教

アッラーフ( ????? All?h)は、アラビア語アブラハムの宗教ユダヤ教キリスト教イスラーム教)の唯一神に対する呼称のひとつ。日本ではアッラーまたはアラーとも表記される。

イスラーム以前のアラビア半島においては多くの神々が信仰されており、元来アッラーはその至高神の呼称に過ぎなかった。ムハンマド後のイスラームにおいては万物を創造し、かつ滅ぼすことのできる造物主こそが唯一の神とされ、その超越性が強調される。イスラームの聖典クルアーン(コーラン)にはアッラーフの絶対性と全知全能性が記されている。


イスラーム教に於けるアッラーフ

アッラーフがクルアーンを授けたとされるムハンマドは、アッラーフより派遣された使徒であり、最後の預言者とされる。これは飽くまでもアッラーフから被造物である人類のために人類のなかから選ばれて派遣された存在に過ぎないとされている。また、そもそもアッラーフ自体が「生みもせず、生まれもしない」絶対固有の存在であるため、キリスト教神学のイエス・キリスト像のようにムハンマドに対して「アッラーフの子」と見なすような信仰的・神学的位置付けもされていない。

イスラーム教ではアッラーフは、生みも生まれもしない存在とされ、親も子供もいない。また、全知全能で唯一絶対であり、すべての超越者である。そして、目無くして見、耳無くして聞き、口無くして語るとされ、姿形を持たない、意思のみの存在であるため、絵画や彫像に表す事はできない。イスラーム教が偶像崇拝を完全否定しているのも、このためである。

イスラームの教えは先行するユダヤ教キリスト教を確証するものであるため、アッラーフはユダヤ教・キリスト教の神(ヤハウェ)と同一である、とされる。したがってアッラーフは世界を六日間で創造した創造神であると同時に、最後の日には全人類を復活させ審判を行う、終末をつかさどる神でもある。

ただし、一切を超越した全能の神・アッラーフが休息などするはずが無い、という観点から、創造の六日間の後に神が休息に就いたことを否定するなど違いはある。これはイスラームがユダヤ教やキリスト教を同じ「啓典の宗教」として尊重しながらも、それらの教えに人為的改変あり、と見なしてきたことの顕著な例でもある。


アラビア語ならびに他宗教に於けるアッラーフ

アラビア語においては、アッラーフはアブラハムの一神教といわれるユダヤ教キリスト教、イスラーム教の共通の唯一絶対神を指す。ちなみにアラブ地域の聖書ではヤハウェをアッラーフと表記している。例えば、東方正教会アンティオキア総主教庁、東シリア教会(ネストリウス派)、西シリア教会(単性論)などでは、創造主を「アッラーフ」と訳している。

ジャーヒリーヤと呼ばれた古代アラブの多神教においては、「アッラーフ」は神々のうちの一柱として信仰されていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki