ピアノ
別称:ピヤノ(後述)、洋琴(古風)
各言語での名称
英piano
独Klavier
仏piano
伊pianoforte
グランドピアノ(2脚の椅子は連弾用)
分類
鍵盤楽器
音域
A0?C8 (A2?c5)
関連項目
ピアニスト
ピアノ曲
ピアノソナタ
ピアノ協奏曲
ピアノの難曲
ピアノは弦をハンマーで叩くことで発音する鍵盤楽器の一種である。据え付けて用いる大型の楽器で、横に並んだ鍵を指で押すと、鍵に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出る。音域が非常に広く、現代の標準的な楽器では88鍵を備える。名前の由来はイタリア語で「弱い音と強い音の出るチェンバロ」という意味の「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(もしくはそれに類する表現)であり、徐々に省略され「ピアノ」と一般に呼ばれるようになった。
演奏目的として使われるのはもちろんのこと、音楽教育、作品研究、作曲などにも広く用いられている。クラシックオーケストラの持つ音域のほぼ全てを内包しているので、西洋音楽のほとんどの曲は、ピアノ曲に編曲して演奏することができるという特徴がある。実際、管弦楽を伴う声楽曲を、ピアノ伴奏で演奏できるようにしたもの(ヴォーカル・スコア)が出版されているし、作曲家の多くは、管弦楽作品やオペラを書くにあたって、ピアノ譜を作っておいてからそれをオーケストラにしている(オーケストレーション)。
汎用性の高い楽器であることから、ピアニストに限らず、他楽器奏者、声楽家、作曲家、指揮者、音楽教育者などにも、演奏技術の習得を求められることが多い。保育士試験、小学校教員採用試験などでも必要とされている。
目次
1 名称
2 歴史
2.1 初期
2.2 モダンピアノへ
3 種類
3.1 グランド・ピアノ
3.2 アップライト・ピアノ
3.3 その他
4 構造
4.1 鍵盤
4.2 アクション
4.3 弦
4.4 響板・大屋根(反響板)
4.5 ペダル
5 調律
5.1 調律の変更
6 奏法
6.1 クラスター奏法
6.2 内部奏法
6.3 連弾
6.4 2台ピアノ
6.5 オーケストラとピアノ
6.5.1 ピアノ協奏曲
6.5.2 オーケストラの中のピアノ
7 代表的なメーカー
8 脚注
9 参考文献
10 外部リンク
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「ピアノ」という名の由来は、イタリア語の「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(Clavicembalo col piano e forte)、もしくはそれに類する表現である。
歴史的には「ピアノフォルテ」(pianoforte)や「フォルテピアノ」(fortepiano)と呼ばれ、一般に楽譜には「ピアノフォルテ」または「フォルテピアノ」、略して “Piano” や “pf” と表記される。