ナングロ・アチェ・ダルサラーム州
Nanggr?e Aceh Darussalam
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州の標語: Pancacita
⇒州都バンダ・アチェ
知事Irwandi Yusuf
面積57,365.57 km?
人口4,010,860 (2000年)
民族アチェ族、ガヨ族、アラス族、Aneuk Jamee, マレー人、ジャワ人、クルト族、バタク族、ハドラミー
宗教イスラム教 (97.6%)、キリスト教 (1.7%)、ヒンドゥー教 (0.08%)、仏教 (0.55%)
言語アチェ語、インドネシア語
時間帯WIB (UTC+7)
公式サイト ⇒www.nad.go.id/
ナングロ・アチェ・ダルサラーム州 (Nanggr?e Aceh Darussalam) はインドネシア共和国スマトラ島北端に位置する州である。2002年まで、アチェ特別州と呼ばれていた。イスラーム教学の拠点としての歴史があり、インドネシアの中でもイスラーム信仰が強い地域である。古来より外部の支配者に対する苛烈な抵抗で知られ、オランダとは長いアチェ戦争を戦い、現在のインドネシア政府に対しても、自由アチェ運動が独立を要求して長い内戦状態にあったが、2005年8月15日和平協定が結ばれた。
石油、天然ガスなど豊かな天然資源に恵まれる。2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震で州都バンダ・アチェを含む西海岸が大津波により甚大な被害を受けた。
目次
1 地理
1.1 民族・言語
2 行政区画
3 歴史
4 関連文献
5 関連項目
6 外部リンク
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スマトラ北端に位置するナングロ・アチェ・ダルサラーム州は西にインド洋、北にアンダマン海、東にマラッカ海峡に面し、南は北スマトラ州(州都メダン)と接する。
オランダ領東インド時代に民族独立運動のスローガンとなった「サバンからメラウケまで」にあるサバンは、アチェ州に属するウェ島の中心都市である。
アチェ地方は中央を走るバリサン山脈によって東西に大きく二分され、その東側に肥沃な低地平野が広がり、コメの一大生産地として人口が集中している。西側は狭小に密林が連なると同時に海岸線が迫り、居住人口は少ない。
気候は、1年を通じて雨が降り、12月から3月の西風と6月から9月の南東風によって雨季と乾季を区別している。
アチェ地方には、アチェ人、ガヨ人、アラス人を始めとするマレー系諸民族が住む。そのうち人口の約90%を占めるアチェ人は、一般にスンナ派の中でもシャーフィイー学派に属するムスリムであり、アチェ人の村落集合体の単位であるムキム(mukim)には少なくとも一つのモスクがある。
アチェ地域にはマレー系民族以外にアラブ人の子孫(ハドラミー)も多い。またアチェ・ジャヤ地方には青い目と金髪の白人の子孫も住む。その起源はポルトガル系でもないだろう。アチェの習俗に従って暮らしている。
アチェ地方には、大きく分けて4つの言語(アチェ語、ガヨ・アラス語、アヌック・ジャメー語、タミアン語)の他にも各地に方言があり、いずれもオストロネシア語族(ジャワ語もこれに含まれる)に属するとはいうものの、互いに意思を疎通することは難しい。
文字は、イスラームのアチェ到来とともにもらたされたジャウィ文字(ムラユ式アラビア文字)を使用している。しかし、インドネシアの独立後、国語と定められたインドネシア語での教育・行政サービスが定着するとともに、アチェでもジャウィ文字よりもラテン文字を使用する世代の割合が急速に高まった。
ナングロ・アチェ・ダルサラーム州を構成する地方行政区画は以下の通り。便宜上、4つの地区に分けて列挙する。
バンダアチェ周辺部---大アチェ県 (Aceh Besar)、バンダ・アチェ市 (Banda Aceh)、サバン市 (Sabang)
西南海岸部---アチェ・ジャヤ県 (Aceh Jaya)、西アチェ県 (Aceh Barat)、ナガン・ラヤ県 (Nagan Raya)、西南アチェ県 (Aceh Barat Daya)、南アチェ県 (Aceh Selatan)、アチェ・シンキル県 (Aceh Singkil)、シムル県 (Simeulue)
北海岸部---ピディ県 (Pidie)、ビルン県 (Bireuen)、北アチェ県 (Aceh Utara)、ロクスマウェ市 (Lhokseumawe)、東アチェ県 (Aceh Timur)、ランサ市 (Langsa)、アチェ・タミアン県 (Aceh Tamiang)
内陸部---ベネル・ムリア県 (Bener Meriah)、中アチェ県 (Aceh Tengah)、ガヨ・ルス県 (Gayo Lues)、東南アチェ県 (Aceh Tenggara)
インド洋に面するアチェは東南アジアで最も早くイスラームを受容した地域である(サムドラ・パサイ王国)。15世紀末にマジャパヒト王国から独立したアチェ王国はスマトラの胡椒貿易を独占し、オスマン・トルコと結んで、ポルトガルの要塞となったマラッカをしばしば攻撃した。