界:植物界 ⇒Plantae
門:被子植物門 ⇒Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 ⇒Magnoliopsida
目:バラ目 ⇒Rosales
科:アジサイ科 ⇒Hydrangeaceae
属:アジサイ属 ⇒Hydrangea
和名
アジサイ
種
本文参照
アジサイ(紫陽花、英名・学名:Hydrangea)とはアジサイ科アジサイ属の植物の総称である。学名は「水の容器」という意味で、そのままヒドランジアあるいはハイドランジアということもある。日本原産。
目次
1 概要
2 分類と品種
3 シーボルトとあじさいと牧野富太郎
4 各地のアジサイ名所
4.1 名所一覧
5 古典文学でのあじさい
6 アジサイ(紫陽花)が題名及び歌詞に出てくる楽曲
7 建造物
8 花言葉
9 関連項目
10 外部リンク
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いわゆる最も一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイであり、日本原産のガクアジサイ(Hydrangea macrophylla)を改良した品種である。
花の色は、アントシアニンのほか、その発色に影響する補助色素(助色素)や、土壌のpH濃度(酸性度)、アルミニウムイオン量、さらには開花からの日数によって様々に変化する。そのため、「七変化」とも呼ばれる。一般に「土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」と言われているが、土壌のpH濃度(酸性度)は花色を決定する要因の一つに過ぎない。花弁(正確には装飾花)に含まれる補助色素によっては青になり得ない・なり難いものがあるほか、pH濃度は土中のアルミニウムがイオン化する量を左右する要因に過ぎないため、仮に酸性土壌であっても土中のアルミニウムが少なければ花が青色になることはない。
日本原産の最も古いものは青色だといわれている[要出典]。花はつぼみのころは緑色、それが白く移ろい、咲くころには水色、または薄紅色。咲き終わりに近づくにつれて、花色は赤みがかかっていく。
「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものと言われる。また漢字表記に用いられる「紫陽花」は唐の詩人・白居易が別の花(ライラックか)に名付けたもので、平安時代の学者・源順がこの漢字をあてはめたことから誤って広まったといわれている。
樹高1〜2m。
葉は光沢のある淡緑色で葉脈のはっきりした卵形で、周囲は鋸歯状。
花は6〜7月に紫(赤紫から青紫)のを咲かせる。一般に花と言われている部分は装飾花で、本来の花は中心部で小さくめだたない。花びらに見えるものは萼(がく)である。セイヨウアジサイではすべてが装飾花に変化している。
青酸配糖体を含み、ウシ、ヤギ、ヒトなどが摂食すると中毒を起こす。症状は過呼吸、興奮、ふらつき歩行、痙攣、麻痺などを経て死亡する場合もある。対症療法として、亜硝酸ナトリウムやチオ硫酸ナトリウムの静脈内投与が有効。
エングラーの分類体系では「ユキノシタ科アジサイ属」になっているが、クロンキスト体系ではユキノシタ科の木本類をアジサイ科として分離独立させている。
アジサイ属の野生種としては、日本には以下のようなものがある。
まず次の種がアジサイの原種と栽培種であるが、野性でも変異が多い種である。
ガクアジサイ H. macrophylla Sieb. f. normalis (Wilson) Hara
アジサイ f. macrophylla
セイヨウアジサイ f. hortensia
ヤマアジサイ(サワアジサイ) H. macrophylla subsp. serrata (Thumb.) Makino
アマチャはこの変種
エゾアジサイ subsp. yezoensis (Koidzumi) Kitamura
全くの別種になるのが以下のものである。
ヤハズアジサイ H. sikokiana Maximowicz
タマアジサイ H. involucrata Sieb.
以下の種はアジサイの名を持つが、装飾花を持たない。
コアジサイ H. hirta (Thumb.) Sieb. et Zucc.
また、アジサイの名を持たないが、以下の種はアジサイ属で、よく似た花をつける。
ガクウツギ H. scandens (L. f.) Seringe
コガクウツギ H. luteovenosa Koidzumi
ノリウツギ H.paniculata Sieb.
つる植物となるものもある。
ツルアジサイ(ゴトウヅル) H. petiolaris Sieb. et Zucc.